編集部が金沢のカフェを訪ねるシリーズ企画、「石川・金沢カフェ巡り」。
今回は、金沢市の笠舞にある「喫茶コクリコ」におじゃましてきました。
2020年3月にオープンした「喫茶コクリコ」は、落ち着いた雰囲気が漂うアットホームなカフェ。
癒やされるような居心地のよさに、リピーターも多いお店です。
1階のカフェスペースは、窓から明るい光が差し込み温かみのある空間。
洗練されたデザインの家具は、北欧から取り寄せたアンティークものだそう。
これからの季節に気持ちがいい、テラス席も。
庭を眺め自然を感じながら、ゆったりとカフェタイムを過ごせます。
2階にもカフェスペースがあり、さまざまな器を販売するギャラリーが併設されています。
実は「喫茶コクリコ」のオーナーは、「陶房ななかまど」を運営する陶芸作家のご夫婦。
カフェをオープンしたのも、自分たちの器を実際に使ってもらうことでその魅力を伝えたい、という想いからでした。
コンセプトは、「日常的に長く使いやすい、暮らしがちょっと楽しくなるような器」。
盛られるメニューや使う時の気持ちをイメージし、形や重さを決めていくそう。
手書きの絵付けが優しい色合いでステキです♡
店名は、奥様の実家で昭和30年頃から営んでいた喫茶店から。
東京の人形町などで一時は7店舗を展開、一日約700名が来店するほどの人気店でした。
現在は惜しまれつつ閉店しましたが、遠く金沢の地でその名前が継承されています。
看板メニューは、注文を受けてから焼き上げるワッフル。
1番人気の「アイス&チョコバナナ」(ダブル880円/シングル660円)の他、旬のフルーツの自家製ソースをかけたものや、ハムとチーズをのせたお食事系ワッフルなど、ラインナップ豊富です!
国産小麦と発酵バターにはちみつを加えたオリジナルレシピのワッフルは、外サクっと中はふんわり!
焼きたてでほんのり温かく、たっぷりトッピングされたアイスや生クリームと一緒に食べると、幸せの味です♡
自家製スイーツも種類豊富。
濃厚でクリーミーな「クリーム・ブリュレ」(390円)も人気メニューの一つです。
使われている器はすべて「陶房ななかまど」の作品。
ぴったりのイメージの組み合わせや、手にすっとなじむ感じも気持ちよく、美味しさをさらに引き立てています。
東京の「喫茶コクリコ」の味を受け継いだ「コクリコドッグ」(440円)。
ウインナーとキャベツを、ケチャップではなく“企業秘密”の特製ソースで味付けしサンドしたホットドッグで、とても人気だったのだとか。歴史が感じられるどこか懐かしい味わいです。
主に店頭に立つのは、マスターの小林大さん。
中学生の頃から自身で豆を挽きドリップしていたほどのコーヒー好きで、数あるスイーツもすべて小林さんの自家製。
その穏やかな人柄に惹かれ来店する方も多いといいます。
季節のフルーツで作るパフェも人気で、時期ごとに訪れる喜びもありますよ。
※時期によってはパフェの提供がない場合もございます。
器を選ぶ楽しみも感じながら思い思いにリラックスできる「喫茶コクリコ」。
豊かな癒やしの時間を過ごしてみては。
喫茶コクリコ
住所 | 石川県金沢市笠舞1-22-22 |
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TEL | 076-255-1967 |
営業時間 | 12:00-17:00 |
定休日 | 火・水曜、第4日曜、不定休 |
駐車場 | あり |
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