【石川・金沢カフェ巡り #18】日々にそっと寄り添う、おうちカフェ「喫茶hibini」。古きよきものとやさしさに包まれるくつろぎ時間

石川県かほく市にある喫茶hibini

編集部が石川県内のカフェを訪ねるシリーズ企画、「石川・金沢カフェ巡り」。
今回は、かほく市にある「喫茶hibini(ひびに)」におじゃましてきました。

喫茶hibiniの外観

2017年1月にオープンした「喫茶hibini」は、アットホームで心地よい雰囲気が魅力のおうちカフェ。
「イオンモールかほく」のほど近くにある自宅兼店舗の三角屋根の建物で、緑の木々に包まれた街のオアシスのような佇まいです。

靴を脱ぎスリッパに履き替えるとふっと肩の力が抜けて、まるで“くつろぎモード”に切り替わるよう。
自宅の一角を利用したカフェスペースで、ステキな友人宅に招かれたような気分になります。

店内には、カフェをオープンする前から店主が一つ一つコレクションしてきたという、アンティークの家具やインテリアがセンスよく配されています。

こちらの椅子は、廃校となった学校から譲り受けたもの。
さまざまな背景を持つ家具が集まりながらも、どこか統一感があり、居心地のよい空間をつくり出しています。

店で飾った花をドライフラワーにしたものや、店主のお子さんがかつて着ていたという小さな服も。
「時を重ね、ストーリーを感じられるものに惹かれる」と話す店主の言葉通り、一つ一つの品に向けられた丁寧なまなざしから、物を大切にする姿勢が伝わってきます。

幼い頃にお子さんが描いた「こーひー」「じゅーす」の文字やネコの絵も、額に入れられ飾られています。
素朴な愛らしさに、心がほっこりとあたたまりますね。

自家製のスイーツやドリンクが揃うカフェメニュー。
日替わりで焼き上げるマフィンやケーキは、素材を厳選した優しい味わいです。
自家製シロップのドリンクも豊富で、店主の丁寧な手仕事が光ります。

この日のおすすめはちょこんとフロスティングクリームがのったキュートな「米粉のキャロットケーキ」(770円)。
ほどよくスパイスを効かせた生地に、デーツとくるみを練り込み仕上げています。

ニンジンの自然な甘みのほろっとした生地にくるみの食感がアクセント。
食べるたびに気持ちまでふんわりとほぐれていくようなケーキです。

香り豊かな6種類のスパイスをブレンドした「スパイシーチャイ」(660円)は、きめ細やかなミルクフォームを加えて提供。

ふんわりとやわらかな口当たりと、スパイスの香りが調和したオリジナリティを感じる一杯。
手にすっとなじむ、ころんと愛らしい小谷田潤さんのマグカップにもぴったりのイメージです。

チキンのジンジャーココナッツカレー

ガパオごはん

スパイスを巧みに使い仕上げる「本日のhiibniランチ」(1,430円)も人気。
丁寧に作られる日替わりのスパイスカレー、ガパオや魯肉飯など、アジアンテイストあふれるオリジナルメニューも登場し、心地よいスパイスの刺激と野菜たっぷりの優しさが染み渡ります。

店名は”日々に寄り添う”ように、心やすらぐ空間とカラダ想いのメニューを提供したいという気持ちを込めて名付けました。
「世代を問わず、ふらりと立ち寄っていただける場所にしたくて、カフェではなく喫茶という言葉を選びました。ゆったりと穏やかな自分時間を過ごしていただけたら」と、オーナーの竹村泰世さん。
月に一度の「夜喫茶」やワークショップも開催され、さまざまな楽しみ方もできる「喫茶hibini」。
ゆるやかに時が流れる空間で、心と体を満たしてくれるメニューを味わってみて。

喫茶hibini(ひびに)

住所石川県かほく市内日角3-24-6
TEL076-283-5720
営業時間11:00-16:00
定休日日曜、隔週土曜+不定休(祝日は営業)
駐車場あり
公式Instagram