今年も、この時期がやってきました! 7月1日、「氷室の日」。
みなさんは、今年の「氷室まんじゅう」の予約は済ませましたか?
今回は、編集部が7店舗の氷室饅頭を食べ比べてみました〜!
参考にしてみてくださいね♪
※商品は一昨年のものです。パッケージなど変更の可能性がございます。最新情報は公式サイトにてご確認ください。
「氷室まんじゅう」ってなに?
由来は、江戸時代までさかのぼります。
加賀藩は、毎年旧暦6月1日に「氷室」という雪氷の貯蔵庫から氷を取り出して、江戸の徳川将軍家に献上していました。
この氷が無事に江戸まで届くように、祈願の一環として麦まんじゅうを供えていたのだとか。これにあやかり、加賀藩・五代藩主 前田綱紀公 (まえだつなのり) の頃に、和菓子職人が、餡入りの麦まんじゅうを発案したのがはじまりと言われています。
今は、製造・販売しやすく現代人の口に合うように酒まんじゅうで作られることがほとんどです。 ※諸説あり。
編集部で食べ比べてみた!
早速ずらっと並べて、氷室まんじゅうを揃えて編集部で実食開始!
森八
まずは、寛永2年の創業以来、390年の歴史を歩み続ける老舗和菓子屋さん「森八」。
上品なお酒の香りがするもちもち食感の生地に、こしあんがぎっしりと詰まっています。
今回ご紹介している7つの中では、あんこ感がダントツトップ!
とにかくあんこが大好き!という方に、おすすめです♡
森八の詳細はこちら!
このお店の記事越山甘清堂
次に、昔ながらの手作りの味を守り続ける和菓子屋さん「越山甘清堂」。
断面をみてわかるように生地がふわふわもちもち系の食感。
お酒感もほどよく、こしあんのすっきりとした甘さが特徴的で大人の氷室まんじゅうです。
あんこのあまったるさが、苦手な方におすすめの一品です!
越山甘清堂プロデュースのカフェはこちら!
このお店の記事和菓子村上
つづいて、3月に野々市市に新店舗を構えた老舗の和菓子屋さん「和菓子村上」。
ツルンとした見た目が美しいこちらの氷室まんじゅうは、白みそあんを使用。
ふんわりと香る甘酒の匂いと、優しい食感と甘さがたまりません♪
ビジュアル・味ともにユニークなので、ちょっとした手土産に渡したいですね。
菓ふぇMURAKAMI クロスゲート金沢店の詳細はこちら!
このお店の記事和菓子村上 野々市店の詳細はこちら!
このお店の記事松井生菓舗本店
4つ目は、毎朝手造りの杵つきお餅を販売している「松井生菓舗本店」の氷室まんじゅう。
皮が薄めだけれど、しっかりした生地という印象。
あんこは、こしあんでしっかりとした甘さ。
あんこのこっくりとした甘さを楽しみたい!という方におすすめです♪
落雁 諸江屋
次は、落雁を中心に金沢の菓子文化を継承する「落雁 諸江屋」。
まるで生菓子のようにとろける食感です。
こしあんのキメが細かく、舌触りもなめらかで生地とのバランスが絶妙♡
餡のなめらかさを求める方は必見です!
石川屋本舗
続いて紹介するのが、天保年間創業、金沢の老舗和菓子店「石川屋本舗」。
塩味がきいた生地に、白あんがギュッと詰まった氷室まんじゅう。
ほっこりする甘さと生地のふわふわ感がバランスよく、食べやすいのが魅力。
ご紹介した中では、唯一の白あんなので、白あん好きの方はぜひ!
金沢うら田
最後は、オリジナリティ溢れる和菓子を提供し続ける「金沢うら田」。
薄めの生地はもっちりしっとり食感で、まるでおもちのような食感。
噛みごたえがある皮と、つぶあんの小豆の食感が相性抜群!
赤色:つぶ餡、白色:こし餡、青色:白こし餡
食べごたえのあるまんじゅうが食べたい!という方におすすめですよ♪
紹介したお店の他にも、石川県には個性豊かな氷室まんじゅうがいっぱい!ぜひお気に入りをみつけて、この時期だけの味を楽しんでみてください♪