
12月19日、能美市鍋谷町の静かな山あいに「喫茶室 長閑(のどか)」がオープン!
まるで昭和初期にタイムスリップしたような古民家空間で、こだわりのコーヒーやオープンサンドが楽しめる喫茶室ができました。
忙しい日常を忘れ、自分だけの時間をゆっくりと過ごせると、早くも話題になっています。


「喫茶室 長閑」があるのは、金沢駅から車で約40分、のどかな田園風景が広がる能美市鍋谷町。
実はこの集落、かつては空き家が目立ち過疎化が深刻化されていましたが、ここ最近で古民家を再生したおしゃれなお店が続々とオープンしているんです。
同店もまた、そんな流れの中で生まれたお店の一つ。
地域に残る空き家を譲り受け、なんと店主自らがセルフリノベーションで新たな命を吹き込みました。

店内は、一歩足を踏み入れると、そこだけ時が止まったかのようなノスタルジックな空間。
古いけれど新しい、どこか懐かしいけれど洗練されている…そんな昭和初期の懐かしさと、新しい感性が交差する特別な空間が広がっています。
注文は1階で。
コンセプトは、「質素な贅沢」。
あえて余計なものを削ぎ落とした空間で、コーヒーの香りや器の感触、そして自分の心と静かに向き合う…。
ここで提案するのは、そんな“何もしない”という贅沢に身を委ねる時間です。
何もないからこそ生まれる「心の余白」が、日常で忘れかけていた大切なものを思い出させてくれるはず。

注文を済ませて2階へ上がると、そこにはおこもり時間を楽しむためのとっておきの空間が。
まるで屋根裏の秘密基地のような雰囲気にワクワクさせられます。

特に窓際などに設けられたお一人様席は、自分だけの世界に浸れる特等席。
オープン直後にすぐ埋まってしまうことも多い、幻の人気席なんです。
店内にある書籍や絵本は自由に閲覧できるので、お気に入りの本を片手にコーヒーを味わう、ゆったりとした読書タイムを楽しむのもおすすめです。

そんな空間でいただきたいのが、小松市の人気パン屋「穀雨」さんのパンを使用したオープンサンド。
定番の「はちみつチーズ」と「あんことバター」に、季節のフルーツや野菜を使用した季節限定を加えた計4種類。
なかでもイチオシは、「はちみつチーズ」(750円)。
たっぷりのチーズとはちみつの下には、なんと大葉の千切りが隠されているんです。

「はちみつに大葉?」と驚くかもしれませんが、これが衝撃の美味しさ!
大葉が大好きな店主が考案した自信作で、大葉の爽やかな香りがチーズのコクとハチミツの甘さを引き立て、一度食べるとクセになる味わいなんです。
ぜひ騙されたと思って食べてみて♡
また、料理を彩る器にもご注目を。
県内外の作家さんの作品を使用しており、その日の気分やメニューに合わせて器を選んでくれるのが魅力。
「今日はどんな器で来るかな?」と待つ時間も楽しみの一つです。

オープンサンドのお供には、注文が入ってから丁寧にハンドドリップで淹れてくれる珈琲をぜひ。
2種類ある中でも人気なのが、店名を冠したオリジナルブレンド「長閑」(500円)です。
珈琲豆は、小松市の焙煎士さんに特別にブレンドしてもらったもの。
コロンビア産の中深煎りで、豊かな香りとコクがありながら、驚くほど後味スッキリ。
毎日でも飲みたくなる、優しい味わいです。

「ペパーミント」(600円)も店主推し!
柔らかい口当たりからは想像できないほど、突き抜けるような爽やかな後味が特徴です。
頭もシャキッと冴え渡りそうな爽快感は、一度知るとハマってしまうかも!
ノンカフェインなので、妊娠中の方でも安心して楽しめますよ。

出迎えてくれるのは、田中さんご夫婦。
実はお二人、金沢の人気店「CRAFT SOY SOFT CREAM 5」のオーナーさんでもあるんです。
現在は協力しながら、2つのお店を行き来して営業されています。
今後の夢は、隣接する古民家を改装して「民泊」を作ること。
「すべて自分たちでやるので、あと3年はかかるかな(笑)」と顔を見合わせて笑うお二人。
そんなご夫婦の飾らない温かいお人柄も、このお店の居心地の良さの秘密かもしれません。

思わず秘密にしたくなる!?素敵な空間に出会える「喫茶室 長閑」。
11時のオープン直後は混み合いますが、お昼の12時頃は比較的入りやすいので狙い目だそう。
スマホを置いて、本を読んだり、窓の外の景色を眺めたり。
何もしないという贅沢を楽しみに、ぜひ遊びに行ってみてくださいね。
喫茶室 長閑(のどか)
| 住所 | 石川県能美市鍋谷町ホ168 |
|---|---|
| 営業時間 | 月・水・土曜 11:00-16:00(L.O.15:30) |
| 定休日 | 火・木・金・日曜 |
| 駐車場 | あり |