5月2日、金沢市野町に「にしはなれ ばんや ざわたり庵」がオープン！
金沢の老舗イタリアン「ラフォレスタ」が移転を機に、和食とイタリアンを提供する隠れ家居酒屋として生まれ変わりました。
にし茶屋街や忍者寺のほど近くにオープンした、「にしはなれ ばんや ざわたり庵」。
築150年の町屋を改装したカウンター12席の店内は、照明がグッと落とされ大人の隠れ家といった雰囲気。
カウンター越しにシェフの料理を作る姿や会話も楽しめ、ゆったりと食事が楽しめる空間です。
料理はイタリアンを軸として、ところてんや梅貝の炊いたん、牛すじ、加賀蓮根揚げなど、季節に応じた地のもん食材を使用した和テイストな料理も提供されます。
その中でも人気なのが、「ざわたり庵前菜盛り」（1,650円～その日の仕入れ状況により多少前後）。
タコのカルパッチョ、赤イカのワイン蒸し、海老のオーロラソース、生ハム、サラミなどが盛られ、まずはこちらを楽しんでから次の料理にいく人が多いのだそう。
こちらも人気！A5黒毛和牛ミスジをサッと炙った「カルパッチョ」（1500円）。
「イタリアでカルパッチョと言えば、基本は牛肉です」とシェフ。
炙ることでお肉の旨味を引き出しており、思わずほっぺたが緩む美味しさです。
こちらは、「イタリアのおでんボッリートミスト」（880円）。
北イタリアの煮込み料理をあえて「おでん」と呼ぶ、シェフの遊び心が垣間見える一品です。
お肉系中心で日替わりの具は、能登豚のバラ、手羽元、豚ミンチのミートボールなどボリュームも満点！
おでん屋の3代目でもある、シェフの思い入れも詰まっています。
シェフのひげムッシュさんは移転にあたり、「お客さんとの距離をもっと身近に感じたい」という想いがあったのだそう。
そのためカウンター越しにお客さんとのダイレクトにやりとりできる今のスタイルが何より楽しく、生き生きとされている様子が印象的でした。
このお店はこれまでのシェフの集大成ですね！と伝えると、「いや、終活（笑）」と笑って返してくださるなど、一見コワモテですがお茶目な方でした。
お店の雰囲気こそ落ち着いた設えですが、「実家のおでん屋の空気感を出したい。こじゃれた感を出しすぎたくない。」と語るシェフ。
料理はピッツァやパスタをはじめ、和食ベースの居酒屋メニューも豊富にあり、お酒もワインや日本酒、ウイスキーと幅広く用意するなど使い勝手の良さも伺えます。
早い時間こそ予約推奨ですが、20時すぎからは2軒目使いとして一人で寄られる方も多いとのこと。
カウンター酒場の醍醐味が楽しめる店として、是非タイミングを合わせて行ってみてください！
にしはなれ ばんや ざわたり庵
| 住所 | 石川県金沢市野町3-1-25 |
|---|---|
| TEL | 070-9192-5155 |
| 営業時間 | 17:00-最長24時（食材がなくなり次第終了） |
| 定休日 | しばらく不定休 |
| 駐車場 | 近隣に有料Pあり |
