金沢から車で北に30分ほど、かほく市にある美術館「西田幾多郎記念哲学館」に潜入!
建築や空間の美しさがSNSでも話題の、日本で唯一の「哲学」の博物館です。
今回ははじめて行く人に向けて、展示や見どころを紹介していきます。
「西田幾多郎記念哲学館」とは!
かほく市のバイパスから少し外れた静かな丘に立っている「西田幾多郎記念哲学館」。
かほく市生まれで金沢にも縁の深い哲学者"西田幾多郎"にちなんだ展示や、日本を代表する建築家"安藤忠雄"が設計したことで有名な観光スポットです!
「西田幾多郎記念哲学館」は、「展示棟」と「研修棟」の2つの建物で構成されたミュージアム。
「展示棟」は、地下1階、1階、2階にそれぞれ展示室があり、西田幾多郎の遺品などの展示が。
無料で入れる「研修棟」は、地下1階にホール、1階に図書室やエントランス、2階に喫茶室、5階に展望ラウンジがあります。
所要時間は60分ほど!
基本的な所要時間は60分くらい。
迷路のように入り組んだ建築で、外から見た印象よりもかなり充実した時間が過ごせますよ!
そんな「西田幾多郎記念哲学館」に行ったらここだけは見ておきたいスポットを紹介していきますよ〜!
【見どころ1】SNSで話題のスポット!瞑想の空間「ホワイエ」
ここにきたらぜひ観ておきたいのが、研修棟にある「ホワイエ」。
すり鉢状の円形空間で、天井の大きな丸い円窓から光が差し込む瞑想の空間です。
コンクリートに囲まれた空間は、穏やかな心で自分自身と向き合うためのもの。
置いてあるイスは自由に座ってOKなので、フォトスポットとしてもオススメです♪
【見どころ2】"哲学"って何?をわかりやすく教えてくれる「展示室1」
次のおすすめが、展示棟の1階にある「展示室1 哲学への誘い」。
有料ゾーンの一番最初の展示で、「そもそも哲学って?」をとってもわかりやすく教えてくれるコーナーです!
簡単に言うと「哲学をする」とは「自分の頭で考える」ということ。
こちらには、そのきっかけとなる仕掛けがいくつもあり、体験しながら学ぶことが!
とってもシンプルなので、哲学を知らない人ほど楽しく過ごせますよ♪
【見どころ3】頭をリフレッシュできるビュースポット「展望ラウンジ」
立ち寄っておきたい3つ目のスポットは、研修棟の最上階にある「展望ラウンジ」。
こちらは無料ゾーンで、エレベーターに乗って行くことができます。
ここから見える石川県の豊かな自然はまさに絶景。
特に、日本海に沈む夕日の美しさは必見だそう!
たくさん使った頭をしっかり休めて、ボ〜ッとリフレッシュしてみてくださいね♪
ミュージアムショップやカフェも充実!
1階の受付近くにはミュージアムショップがあります。
展示品のレプリカノートやポストカードをはじめ、Tシャツなど美術館のオリジナル商品もズラリ。
自分へのお土産として買っていく人が多いそうですよ!
研修棟の2階にはカフェ「喫茶テオリア」があります。
哲学館を回った後に、ここで感想を話し合ったりする人が多いんだとか!
コーヒーが250円、ソフトクリームが200円ととってもリーズナブルなのも気軽に使えて嬉しいポイントです!
おわりに
コンクリートに囲まれた瞑想空間「ホワイエ」が話題の「西田幾多郎記念哲学館」。
普段はなかなか考えることのない"哲学"にも気軽に触れることができる、とってもステキな博物館です!
ここでしか出会えない空間に、ぜひ足を運んでみてくださいね〜!
石川県西田幾多郎記念哲学館
住所 | 石川県かほく市内日角井1 |
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TEL | 076-283-6600 |
営業時間 | 9:00-17:00 (最終入館 16:30) |
定休日 | 月曜 (祝日の場合は翌平日)、年末年始 |
観覧料 (※哲学館のみ) | 一般 300円 高校生以下 無料 65歳以上 200円 |