
金沢市額新保にある「JOHNかりおすとろ」は、昔ながらの洋食屋さん。
数ある人気メニューのなかでも、地元民に愛され続けているのが、金沢名物のハントンライスです。
今回は、独自のアレンジを加えた「野々市ハントンライス」をご紹介します♪

創業16周年を迎える「JOHNかりおすとろ」。
陽気な店主がもてなす絶品の料理やデザートに足繁く通うファンも多く、なかには親子3世代で通う常連客も多い人気洋食店です。

レトロな雰囲気の店内で楽しめるのが、こちら。
どこか懐かしい、でも新しい。そんな不思議な魅力をまとった「野々市ハントンライス」(1350円/Mサイズ)です。
王道のケチャップライスの上には、サクサクに揚げた白身魚のフライ。
その上に、ほんのり甘めの自家製タルタルソースと、片面を焼いて表はトロっと半熟の薄焼き卵がのっています。
ライスはしっとりとコクがあり、魚の香ばしさとソースの濃厚さが合わさって絶妙なバランスに。
乾燥バジルと細かく刻んだピクルスの酸味がアクセント。
「ガッツリなのにどこか上品」という声も納得の一皿です。


「金沢生まれのハントンライスをもっと美味しく自由に楽しんでもらいたい」とオリジナルハントンライスを考案したそう。
もともとハントンライスといえばケチャップソースのライスですが、同店では、玉ねぎ、ベーコン、ピーマンを入れてご飯と炒めます。
白身魚は仕入れによって変わりますが、この日はサワラ。
注文を受けてから、衣をつけて揚げていきます。
ケチャップのストライプ模様の上にタルタルソースと白身魚のフライ。
その上からソースをかけるのがJOHNかりおすとろ流です。

シェフの柴田さんは、2009年に惜しまれながら閉店した有名喫茶店「ティーランド」出身。
その当時の味を「JOHNかりおすとろ」でも引き継ぎながら、ご自身でも新しいメニューを考案し、古と新を融合させた多彩なラインナップの料理とデザートで人々を魅了しています。
柴田さんが日々大切にしているのは、いつも通りの変わらない味を届けること。
これだという理想の美味しさを日々追求し続けています。

老舗の味を守りながらも“令和の洋食屋”として進化し続ける「JOHNかりおすとろ」。
ハントンライスはもちろん、見た目も華やかなパフェも見逃せません!
柴田さんが繰り出す、懐かしいけれどどこか新しい一皿を、ぜひ体験してみてはいかが。
JOHNかりおすとろ
| 住所 | 石川県金沢市額新保2−251 アバンザ1階B |
|---|---|
| TEL | 076-205-6878 |
| 営業時間 | 月・金曜 11:30-16:00(L.O.15:30) 水・木曜 11:30-16:00/18:00-21:00(L.O.20:30) 土・日曜 11:30-21:00(L.O.20:30) |
| 定休日 | 火曜 |
| 駐車場 | 33台 |
この記事のライター
高井やすか
石川県金沢市在住の取材ライター。金沢出身の夫より金沢に詳しい横浜出身のいしかわ観光特使。観光スポット、おみやげに注目!石川県のお酒が好きです。