2019年夏、甲子園での大活躍が記憶に新しい星稜高校野球部。
そんなチームのエース奥川恭伸選手の熱投に、感動を覚えた人も多いのではないでしょうか!
今回は、そんな奥川選手に「金沢情報」編集部のYがインタビュー!
甲子園の思い出や、将来どんな選手になりたいかなど、いろいろお話聞いてきましたよ〜!
編集部Yです、今日はよろしくお願いします!
星稜高校野球部の奥川恭伸(おくがわ やすのぶ)です、よろしくお願いします!
奥川選手にインタビュー!
高校野球の中で印象に残っていることを教えてください!
甲子園や日本代表での熱戦、お疲れ様でした!
ありがとうございます!
この3年間でいろんな場面があったと思いますが、一番印象的だったシーンはどこでしょうか。
う〜ん、一番ですよね…
たくさんあって決め切れないとは思うんですが…!
そうですね、経験したこと全部が大切な思い出なので。
ただ、その中でもやっぱり甲子園は忘れられない景色のひとつです。
球場に入る時とか、すごく気持ちがいいんです。グラウンドに足を踏み入れた途端に視界が開けていく感じが、すごく印象に残ってます。
甲子園で戦った選手ならではですね!
星稜高校の林監督から受けた言葉の中で胸に残ったものはありますか?
一年生の秋に、同じ石川県の「航空石川(日本航空高校石川)」との試合があったんです。県大会と北信越の決勝で2回当たって、2回とも自分が打ち込まれて…
そのときに、林監督から「星稜高校を選んでよかったな」って声をかけてもらったんです。
同じ石川県のライバルとして、これからも航空石川と戦えるからって。
石川の野球人生で、必ずぶつかる相手ですもんね。
「それも運命なんだろうな」ってことを話してもらって…
そうだよな、絶対やり返してやろう!と思いました。
その言葉が、奥川選手の成長のきっかけになったんですね。
甲子園って緊張しないんですか?
奥川選手は試合前のインタビューでは「緊張してます」というコメントされることも多かったように思いますが、試合が始まると笑顔がたくさん見られるのが印象的でした。
球場に足を踏み入れると気持ちが切り替わるものなんですか?
そうなんです!球場に入る前は本当に緊張でそわそわしてるんですけど(笑)
いざマウンドに上がると気持ちが高ぶるというか、高揚感というか…「いよいよ始まるな」って、ワクワクするんです。
「あの瞬間にもう一回戻りたい!」って今も思ってしまうんですけど…
でも、あの気持ちは高校野球だからこそ感じられたものなのかなって思います。
将来どんな選手になりたいですか?
星稜高校では部活で勝つことはもちろんですが、「人間力の形成」もすごく大事にしていますよね。
人間的な目標を含めて、どんなプロ野球選手になりたいですか?
そうですね…
これからプロ野球選手になったら、オフの時期なんかにきっと小さな子供たちと野球をする機会もあると思うんです。
そこで出会った子どもたちが、大きくなってプロ野球選手になるときに「あのとき奥川選手とこんなことをしました」みたいなことを話してもらえるようになりたいなって思います。
ふむふむ…
自分が子供の頃にプロに抱いていた憧れを、しっかり還元していきたいんですよね。
自分が子供の頃に憧れていたプロの姿に自分もなりたい、ってことですね。
最近は「野球人口が減ってる」みたいなニュースもちらちら見かけたりしていて。
それを助けられるというか、野球って楽しいんだよって伝えられる立場にいる人は本当に一部だと思うので…。
試合はもちろんですが、野球以外のそういう時間を大切にしていきたいです。
奥川選手が思う、野球の楽しさってなんですか?
野球をしているときの一番嬉しい瞬間ってどんなときですか?
自分はピッチャーなんで、勝った時と三振取った時は嬉しいです!
まあ勝って嬉しいのはどのスポーツも一緒ですね(笑)
本当にいいんですよ野球って!楽しくて!
自分は「野球やっててよかったな」と思うんで、その気持ちをたくさんの人に伝えられるように、これからも頑張っていきます!
野球を全力で楽しむ奥川選手のこれからの活躍、ずっと応援してます!
今日はほんとにありがとうございました!
ありがとうございました!
おわりに
柔らかい雰囲気でありながらも、野球に対する熱い気持ちを伝えてくれた奥川選手。
先日はプロ志望届提出のニュースもあり、ドラフトの結果にも注目が集まりそうです。
石川の新しいスターによる、プロ野球界での大活躍に期待したいですね!