
7月18日、金沢市観音町にある「ちぃちゃんのお魚惣菜 波の綾」がリニューアル!
テイクアウト専門店として新鮮魚介の手作り惣菜で食卓を彩ってきた同店が、ランチやカフェ、ちょい吞みなどもできるスポットとして、さらに魅力的に生まれ変わりました。

ひがし茶屋街のメインストリートから少し奥に進んだ場所に、2023年3月オープンした「ちぃちゃんのお魚惣菜 波の綾」。

志賀町で水産加工業を営む「能西水産」が手がけるこちらの店では、能登沖で獲れた魚を中心に使用したフライや煮付けなどのお惣菜が人気です。

オープン当初から、ほっと一息つける場所にしたいと考えていたという店主。
「できたてをその場で味わってほしい」という思いもあり、店舗2階に念願のイートインスペースを設けました。

おすすめは、「海鮮丼セット」(2,750円)。
能登沖で獲れた魚を中心に日替わりのネタが約10種類!
美しい青色の器に海の幸が鮮やかに散りばめられ、眺めているだけで心が躍ります。

この日のネタは、甘エビにイクラ、ブリやタイ、ヒラメなど。
ナメラ(キジハタ)、たかば(いしだい)など、能登ならではの少し珍しい魚も仕入れによって登場します。

分厚く切られた身は、一口食べるとその新鮮さがわかる美味しさ。
お米も旧富来町のコシヒカリを使い、能登の恵みをたっぷり堪能できるごちそう丼です。

丸ごとの魚を丁寧にさばいているからこそ提供できる、旨みたっぷりのあら汁が付いてくるのもうれしいポイント。
味噌は、上品な糀の甘みとやさしい香りが特徴の羽咋市「高澤醸造」のものを使っています。

いつもとは違う海鮮丼が食べたい、という方にはタイやヒラメ、スズキなどを、醤油とみりんの自家製タレにじっくり漬け込んだ「白身魚の漬け丼セット(煮卵付き)」(2,750円)を。
シンプルだからこそ白身魚の繊細な味が引き立ち、ひと口ごとに旨みと香りが広がります。
作家さんのものを使用するなど、器にもこだわりあり。
限定10食の「波の綾 特製御膳」(3,850円)は、コース料理のようにさまざまな美味しさがつまったちょっとリッチなメニュー。
能登産のもずく酢に始まり、サザエやブリ、能登の塩で味わう天ぷらまで、能登の味覚を余すことなく楽しめる半月弁当に、ミニ海鮮丼と味噌汁、デザートもついてきますよ。
観光の合間のお昼ごはん、ちょっとしたお祝いや記念日にもぴったりです。

ぷるんとした食感が魅力の「パンナコッタ」(396円)をはじめ、自家製スイーツも提供。
自家焙煎工房「河原屋珈琲」の豆を使用した珈琲や加賀棒茶など、あわせて楽しみたいドリンクも豊富なラインナップです。
枝豆や冷ややっこ、いかの塩辛などのおつまみもあり、ちょい吞み利用も大歓迎なのだとか。

「これまで通り、お持ち帰りで家庭の食卓のお手伝いをしながら、お店でもゆっくり作りたての味を楽しんでいただきたい」と、店主の吉田千里さん。
イートインスペースは8名程度で貸し切りもOKで、「地域の皆様には憩いの場として、観光で訪れる方には旅の疲れを癒しほっとひと休みできる場所になれたら」と話します。

手作りの味を求めて毎日通う常連も多いという「ちぃちゃんのお魚惣菜 波の綾」。
他にも、「特製弁当」や「お刺身盛合せ」(どちらも事前予約が必要)も人気なので、要チェックですよ。
できたてのメニューを味わえる楽しみが増えた同店で、新鮮な旬の魚の美味しさを存分に堪能してみてはいかがでしょうか。
ちぃちゃんのお魚惣菜 波の綾
| 住所 | 石川県金沢市観音町3-2-1 |
|---|---|
| TEL | 076-225-7248 |
| 営業時間 | イートイン 11:00-14:00、カフェ・ちょい吞み 11:00-16:00、テイクアウト 11:00-17:00 |
| 定休日 | 火・水・木曜 |
| 駐車場 | 近隣に有料Pあり |
この記事のライター
酒井恭子(さかいきょうこ)
金沢市在住のフリーライター。TV番組制作や雑誌編集の仕事を経て、グルメ・教育・医療・子育て情報など、幅広いジャンルの記事を執筆中。食べ歩きが趣味で、特におにぎりやピザ、ラーメンなど炭水化物が大好物!絶賛ダイエット中です(笑)。