4月3日、金沢市長町にイタリア料理店「Loto(ロート)」がオープン!
地元食材を積極的に使用した料理を、多彩なラインナップのワインとともに楽しめる注目のイタリアンです。
金沢市中心部の、おしゃれなせせらぎ通りにオープンした「Loto」。
グッと照明を落とした大人な雰囲気の店内は、蓮の葉をイメージしたダークグリーンで統一しているそう。
18:00〜20:30の時間帯はコースのみ、それ以降はアラカルトでの注文が可能。
今回は、コース全8品(8,000円)の中から3品をご紹介します。
まずは、前菜の「まぐろのカルパッチョ」。
まぐろをストレスの少ない状態で5日熟成させることにより、旨みをグンと引き出しているそう。
素材自体に手がかかっている分、無駄のないシンプルな味付けがコースの始まりにスッと馴染みます。
食用花アリッサムをあしらい、華やかさも添えて。
こちらは、能登牡蠣の「燻製スパゲッティー」。
具材は燻製した能登産の牡蠣と、にんにくの2種類だけ。
シンプルですが、牡蠣はマッシュしたものをソースに、燻製したものを別添えにするなど手の込んだ一品です。
たっぷり乗った白髪ねぎや穂じそも、彩りに華を添えるだけでなく、香りと食感に一役買っています。
こちらは、「マスカルポーネとバナナのドルチェ」。
マスカルポーネのムース、ヨーグルトのジェラートが乗った、女性心をくすぐる繊細なドルチェ。
ジェラートは、同じせせらぎ通りにある「gelateria RITORTA(リトルタ)」さんのものを使用。
「ティラミスの再構築」がコンセプトとのことで、これまでのティラミスとの違いを楽しみながら食べたいですね。
ワインは、正統派から自然派まで幅広いラインナップ。
ドリンクはほとんどがワインのみの提供で、あえてその他のアルコールは置いていないそう。
ワインの美味しさに触れてもらうためであり、同店では料理とワインのペアリングを提案してくれています。
アラカルトの時間を設けたのも、若い層やこれからワインを楽しみたい人達に気軽に足を運んでもらいたいという思いからなのだとか。
オーナーでシェフの蓮見さん(左)とサービスの常田さん(右)
店名の由来は、オーナーの名字「蓮見(はすみ)」から「蓮」の文字をとって、イタリア語で「蓮=Loto」という意味から名付けられています。
もともとは東京で腕を振るって来た方ですが、縁あって金沢で独立。
金沢の土地や食材の良さに惹かれ、”生産者と消費者をつなぐ場所でありたい”との思いから「Loto」をオープンさせました。
熟成や燻製、火入れや温度管理など、素材の持つ旨みや美味しさの可能性を引き上げる調理法、だけど味付けはシンプルに。
「僕の料理は引き算です」と言われる通り、緻密に計算された一皿は料理の美味しさもさることながら、その素材の良さもはっきりとわかります。
出てくる料理はイノヴェーティブで創造性に溢れ、お店はリストランテのような立ち位置でありながらカジュアルな雰囲気。
さまざまなシチュエーションで楽しめるお店です。
Loto(ロート)
住所 | 石川県金沢市長町1-4-57 |
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TEL | 080-8855-9421 |
営業時間 | 18:00-24:00 |
定休日 | 日曜 |
駐車場 | 近隣にコインパーキングあり |