いま、アウトドアが空前の大ブーム!
例に漏れず、編集部でも山に行ってテントライフを楽しむ人が続出しています。
でもアウトドアってやればやるほどギアにもこだわりたくなるもの。
そう、できれば誰も持っていない、自分だけのギアがほしい…!!
というわけで今回は、本格的な溶接体験ができる「IRON WORKS KORU(アイアンワークス コル)」さんでギア制作を体験!
アウトドアにぴったりのアイアンスツールを作らせてもらいました。
「IRON WORKS KORU」に潜入!
到着すると、そこには開放的&お洒落な工房。
今回溶接体験を教えてくださるのは、こちらの鉄職人・酢馬慶太さんです。
鉄でなんでも作って表現できる、アイアン・アーティスト。
有名レストランの看板や、作家さんとのコラボ作品などを手掛けています。
代表作は、一枚の鉄板から手作業で打ち抜いていく「フライパン」。
驚くほど軽くて使いやすいと全国から注文が殺到しているそう!
今年2021年8月、鉄の面白さ、溶接の奥深さをたくさんの人に知ってもらいたいと、小松市に「KORU」をオープンしました。
スツール制作を体験!
さて今回、制作体験させてもらったのはこちら。
アイアンの脚がかっこいいスツール!
ほんとにこんな立派なものが自分でできてしまうのか…!?
まずは溶接に必要な機材の使い方を習います。
目を痛めないようにするための溶接用マスク、手袋、そして溶接機。
溶接とは、放電の熱で鉄を溶かして、鉄同士をくっつける作業のこと。
鉄が溶ける温度は1,500~2,800℃なので、光っている部分は一瞬にして約2000度まで上がります!
危険を伴う作業!
こわくて腰が引けている私(笑)。
くっつけたい鉄と鉄の接点に熱を加えていきます。
これがとても難しくて、ものすごく集中が必要です。
加えてとても暑い…。
溶接作業をされる職業の方の苦労が身に染みてわかります。
さらに鉄棒を曲げて、脚のかたちにしていきます。
こちらも手の感覚だけで4つの脚をおなじ角度に揃えます。
「こういう感覚の作業は、大人より子どものほうが上手にやるんだよ」と酢馬さん。
たしかに、大人は雑念が邪魔して集中できない…。腰痛とか。
曲げた鉄棒をまた溶接で組み立てていきます。
鉄棒が細いので、ピンポイントで熱を当てる必要があります。
集中、集中…。
脚ができたら、木の板にやすりをかけてネジで固定していきます。
最後に酢馬さんに調整してもらって。
完成〜!
自分の力でかっこいいスツールができて感動!
硬くて強い鉄を、自分の思い通りに組み立てていく工程は
他の工作にはない達成感がありました。
すごく楽しかった〜♪
自分だけのギアを「IRON WORKS KORU」で!
このスツールの他にも、「こんなの作ってみたい」という要望に最大限答えてくれる「IRON WORKS KORU」。
自分だけのギアを自作して、奥深い鉄の世界に触れてみてはいかがでしょう。
IRON WORKS KORU(アイアンワークス コル)
住所 | 石川県小松市白江町リ83−4 |
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電話番号 | 0761-48-4198 |
営業時間 | 9:00-19:00 |
定休日 | 土日祝 |
駐車場 | あり |