【アニメ】映画「駒田蒸留所へようこそ」が11月10日(金)全国ロードショー!出演の小野賢章さんトークショーに行ってきた

富山県南砺市のアニメーション制作会社P.A.WORKSが手がける、最新映画「駒田蒸留所へようこそ」が11月10日(金)に全国公開!

公開に先駆け、10月7日イオンモールとなみにて、本作に出演する声優・小野賢章さんのトークショーが開催されました。

映画「駒田蒸留所へようこそ」は「花咲くいろは」「SHIROBAKO」などで知られる富山のアニメスタジオP.A.WORKSの最新映画作品。P.A.WORKSといえば、美しい作画とリアルなシナリオで綴る「お仕事シリーズ」が大人気。本作はその「お仕事シリーズ」の最新作ということもあり、アニメファンを中心に注目を集める話題作です!

物語の舞台は、日本のとあるウイスキー蒸留所。 先代の亡き後、実家の蒸留所を継ぐことになった若き女社長・駒田琉生は、経営難の立て直しに苦戦。バラバラになってしまった家族の絆を取り戻すため、琉生は製造できなくなっていた幻のウイスキー"KOMA"の復活を目指すことを決意します。

主人公の琉生を演じるのは、早見沙織さん!

そして、もう一人の主人公ともいえるニュースサイトの記者・高橋光太郎。やりたいことも見出せず、職を転々としていた光太郎は、奮闘する琉生と出会うことで次第に変化していきます。

光太郎を演じるのが小野賢章さんです!

光太郎という役柄について、「作中でどんどん心情が変化する役。彼の心の成長が丁寧に描かれているので、僕自身も自然な流れで演じることができました」と小野さん。

「注目してほしいポイントは"音"。特にウイスキーをグラスに注ぐときの音は、臨場感がものすごくて、普段お酒を飲まない僕でも『お酒が飲みたいなぁ』って思っちゃいました。 それに、エンディングテーマも。試写で初めて聴いて、めちゃくちゃ歌の上手い歌手さんだな〜って思っていたら、早見沙織さんの歌でびっくりしました!(笑)」

"家族と仕事"という本作のテーマについては「日常に転がっているような、誰もが共感できる物語。みんなが経験したことのある苦労や幸せが、美しいアニメーションですごく丁寧に描かれています。家族の絆や仕事への情熱を、改めて大切にしたいと思える作品です」。

トークショーには、本作を手がけた吉原正行監督と、作中のウイスキー監修をした砺波市「若鶴酒造」のCEO稲垣さんも登壇。

稲垣さんは「アニメ映画もウイスキーもじっくり手間をかけて完成するのに3年以上かかる。そこにシンパシーを感じました」とアニメと酒造りの意外な関係性を語ってくださいました。

吉原監督は「P.A.WORKSの近くに、若鶴酒造さんの"三郎丸蒸留所"という素晴らしい施設があることはラッキーでした。この場所に生きているような、若者たちの群像劇を楽しんでいただければ幸いです」と作品への想いをお話ししていました。

作中では、実在する景色や施設を参考にして描かれたところもあるとのこと。 みたことのある風景が作中に登場するかもしれませんね♪

映画「駒田蒸留所へようこそ」は、11月10日(金)全国ロードショー! 子どもから大人まで家族みんなで楽しめる映画となっているので、 ぜひ映画館に足を運んでみて♪

©️2023KOMA復活を願う会/DMM.com 配給:ギャガ