【金沢】幻の地鶏・天草大王と四季折々の和食を味わえる「鶏肴 元西」がオープン!全18品の豪華コースが5,000円の神コスパ【NEW OPEN】

6月8日、金沢市野町に「鶏肴 元西(とりざかな もとにし)」がオープンしました。
熊本県で飼育される希少なブランド地鶏「天草大王」と、四季折々の和食を組み合わせたコース料理が楽しめる高級焼鳥店です。

場所は、にし茶屋街の向かい、野町広小路交差点近くの「トガセビル」1階。
お店に入るときは靴を脱いで上がります。

扉を開けると目に入るのは、オープンキッチンを囲むように設けられたビバの木のカウンター。
木の温もりを感じる落ち着いた空間で、一般的な焼鳥店というより、割烹のような上質な雰囲気です。

店を切り盛りするのは、京都の料亭や割烹などで板前として経験を積んできた元西さん。
料理人として22年のキャリアを持つご主人が、焼鳥だけでなく、旬の食材を使った和食も丁寧に仕立てています。

そして、このお店の主役ともいえるのが「天草大王」。 熊本県でのみ飼育されるブランド地鶏で、その大きさは一般的な鶏の約2倍。オスでは90cm、7kgを超えるものもいるというから驚きです。

そんな大きな天草大王を使った焼鳥は、串に刺された一切れ一切れもかなり大ぶり。
ぎっしり敷き詰めた備長炭から出る遠赤外線でじっくり火を入れながら、大きな鶏肉に均一に火が通るよう、こまめにひっくり返して焼き上げます。

現在提供されているのは、2時間制のコース1種類(5,000円)のみ。
なんと、焼鳥9本に加えて小鉢5品、ごはんもの、香の物、汁物、デザートまで含む全18品で、税込5,000円。これはかなりの太っ腹です。

コースの最初に登場したのは「鶏の白子刺し」。
超希少な部位の「鶏の白子刺し」を食べたのは人生で初めて!とろりとなめらかな口当たりで、濃厚なコクがありながらクセはまったくありませんでした。

続いて登場したのが「豆乳葛豆腐 新生姜みそ掛け」。
この日はほかにも「戻りカツオ土佐造り 薬味一式」「海老芋 木の子餡」「大根の鬼おろし」が振る舞われました。

旬の食材を取り入れた小鉢は、どれも丁寧な仕事が感じられるものばかり。
京都の料亭や割烹で経験を積んだ板前さんならではの繊細な和食が楽しめるのも「鶏肴 元西」の魅力です。
焼鳥だけをひたすら味わうのではなく、季節の料理を挟みながらコースが進んでいくので、最後まで飽きずに楽しめます。

そして、お待ちかねの焼鳥です。
むね、白レバー、もも、はらみ、ヤゲンナンコツ、つくねが登場。

さらに、みさき(ぼんじり)、砂肝、せせりを追加することもできます。
取材時は、追加料金なしでオーダーできるサービスも行われていました。

実際に天草大王のむね肉をいただいてみると、まず感じるのがしっかりとした歯ごたえ。
それでいてパサつきはなく、噛むほどにジューシーな肉汁が広がります。
ご主人が手間を惜しまず焼き上げることで、天草大王のおいしさを存分に引き出しているのを感じました。

そして、ぜひ食べてほしいと感じたのが「白レバー」。
口に入れた瞬間、その柔らかさにびっくり。レバー特有のクセや臭みもほとんど感じません。

その理由を聞いてみると、白レバーなら何でも使うわけではなく、仕入れたものの中からさらに白いものだけを厳選しているのだそう。
上質な餌を食べて育った、鶏のフォアグラ化したレバーだけを焼き鳥として使用しているというこだわりようです。

卓上には、焼き鳥用に特別ブレンドされたミネラル塩、一味唐辛子、能登・志賀町のカネヨ醤油、柚子胡椒、すだち、志賀町のおばあちゃんの手作りゆずなんば、原了郭の黒七味と粉山椒が。
京都の料亭で使っていた原了郭をはじめ、こだわりの調味料が揃っているので食べる楽しみが広がり、箸が進みます。

そして締めは「冷やし湯葉丼」。香の物と赤だしのお味噌汁まで付いて、最後までしっかり満足できる内容です。
デザートには、金沢の棒茶を使った「ほうじ茶のパンナコッタ」が登場。

ここまで食べると、もうお腹いっぱい! 焼鳥は一串一串が大きく、小鉢も品数が多いので、想像以上にボリュームがあります。
男性でもしっかり満足できる量なので、訪れる際はぜひお腹を空かせて行ってください。

取材時はまだオープンして間もないこともあり、店内は比較的ゆったりしていました。
ただし、カウンター8席のみという小さなお店。
今後は予約が取りにくくなることが予想されます。
予約はインスタのDMからもできますが、空席を確認しながら即時予約できる食べログからの予約がおすすめとのこと。

天草大王の焼鳥を中心に、旬の魚介や野菜を使った和食の全18品の豪華なコースを5,000円にプラスお酒などの飲み物代で楽しめるというのは、かなりの満足度。
落ち着いたカウンターでゆっくり食事を楽しみたい日や、ちょっと特別な時間を過ごしたい日にぴったりのお店です。

オープン記念の特別価格がいつまで続くかは未定。
幻とも呼ばれる天草大王を、この内容、この価格で味わえる今のうちに、「鶏肴 元西」にぜひ足を運んでみてください。

鶏肴 元西(とりざかな もとにし)

住所石川県金沢市野町 2丁目1-21 トガセビル1F
営業時間16:30-23:00(最終入店21:00)
定休日日・祝日
予算5,000円〜/人
テイクアウト不可
席・設備 8席(カウンターのみ)
予約予約可/DM・web予約(食べログ)※空きがあれば当日予約可
支払い方法現金/カード/QRコード決済
駐車場近隣に有料Pあり
公式Instagram


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この記事のライター

かもめ

金沢の町並みが好きすぎて金沢に移住。雑誌編集者、新聞記者を経て、現在フリーランスのライターとして活動中。好きなものは猫、古いもの、ビーバー。