映画『レディ加賀』公開記念!主演の小芝風花さん&雑賀俊朗監督にインタビュー。映画をみて被災地支援!

加賀温泉が舞台となる、映画「レディ加賀」が、2月2日(金)より石川県内映画館にて先行公開中! なんと今回は、主演の小芝風花さんと雑賀俊朗監督に、映画の魅力を伺うことができました。

雑賀俊朗監督と主演の小芝風花さんにインタビュー

映画「レディ加賀」は、10年前に実際に結成された加賀温泉の女将たちのプロモーションチーム「レディー・カガ」から着想を得た作品です。

加賀温泉にある老舗旅館の一人娘・由香(小芝風花)は、プロのタップダンサーに憧れ上京したものの、うまくいかず夢破れて実家へ帰ることに。言われるがままに女将の修行を始めるも、何をやっても不器用な由香は女将修行に苦戦。そんな中、加賀温泉を盛り上げるためのプロジェクトが発足し、由香は新米女将たちとタップダンスのイベントを開催することに…。

新米女将・由香の成長を描く、笑って泣けるハートフル・ダンス・ムービー!

メガホンを握るのは、温かくまっすぐな人間ドラマに定評のある雑賀俊朗監督。これまでに「リトル・マエストラ(2013年)」「カノン(2016年)」と、石川県・富山県を舞台にした映画を手がけており、"美しい北陸の風景を撮らせたら右に出るものはいない"映画監督です!

主演は、今やドラマや映画に引っ張りだこの人気女優・小芝風花さん! 明るく芯の強い"由香"を、力強く華やかに演じておられました。

ー まず加賀温泉×タップダンスという組み合わせに驚きました!どうしてタップダンスになったのでしょう?

雑賀監督_「リトル・マエストラ」を撮影しているときに、ちょうど「レディー・カガ」のプロモーションをみる機会がありまして。女将さんたちが並んでいるポスターを見て「まるで踊っているようだ!」と感じたんですね。 加賀温泉という"和"の要素と対極にある"洋"のダンスは何かな?と考えたら、タップダンスでした(笑)。

小芝さん_ 台本をいただいた時は、私も驚きました。でも「タップダンスやってみたいな!」という気持ちが大きかったですね。初めてだったので、撮影の9カ月前から時間を作って練習を始めました。

雑賀監督_ 元々フィギュアスケートをやっておられたので、体幹が良く、ダンスセンスもあるので、本当に素晴らしくて。ラストのダンスシーンはこの映画の最大の見どころ!ぜひじっくりと堪能していただきたいですね。

ー 石川県の印象を教えてください。

小芝さん_ 石川県には今回の撮影で初めて伺いました。 長く滞在できたわけではないのですが、地元の方々の心の温かさとおもてなしに感動しました。特にお着物の監修をしてくださった「NPO法人小粋なきもの倶楽部」の方々には、大変お世話になり楽しい撮影になりました。ご協力いただいた方々と一緒に、素敵な作品を作れたことを嬉しく思っています。

雑賀監督_ 私は年に何回も石川県に来ていますが、その度に「文化度の高さ」を感じます。例えば、今回の山中温泉のあやとり橋のように、隅々までアートしている。まるでたい焼きの尾まであんこが詰まっている感じです(笑)。 今回の作品ではそんな石川県の「文化度の高さ」「おもてなしの心」を表現しました。県民の方々が誇りに思ってくださる作品になっていれば嬉しいです。

配給収入の一部が義援金として石川県に寄付されます

また、今年1月1日におきた令和6年能登半島地震をうけ、本作の配給収入の一部(5%)を義援金として石川県に寄付するとのこと。

本作品のプロデューサー・村田徹さんは、「新型コロナウィルスの脅威の中で苦労しながら撮影を行いました。そんな経験からも、温泉街を再生するために若女将たちが奮闘するこの映画が、石川県の観光復興や経済再生の一助になればと切に願います。

映画のロケ地・加賀温泉郷では、大きな被害となった七尾市の和倉温泉とも連携をとって一刻も早い復興を目指しています。ぜひ、映画を通して全国の方に石川県を身近に感じていただければ。」と語ってくださいました。

映画をみることが、間接的に被災地の応援につながります。一緒に石川県を応援しましょう!

映画「レディ加賀」は全国映画館で絶賛公開中!

小芝風花さんをはじめ、檀れいさん、森崎ウィンさん、篠井英介さんと錚々たる俳優陣も魅力の「レディ加賀」。ぜひ劇場でご覧ください!

映画『レディ加賀』
2024年2月2日(金)石川県先行公開
2024年2月9日(金)新宿ピカデリー他全国ロードショー
監督:雑賀俊朗
出演:小芝風花 松田るか 青木瞭 中村静香 八木アリサ 奈月セナ 小野木里奈 水島麻理奈/ 佐藤藍子 篠井英介 森崎ウィン / 檀れい
特別協賛:加賀市  特別協力:北國新聞社
後援:石川県・金沢市  配給:アークエンタテインメント
©映画「レディ加賀」製作委員会