2025年1月7日、アメリカの「ニューヨーク・タイムズ紙」で「2025年に行くべき52カ所」の1つに選ばれた富山県。
海外からも注目される富山で、旅行気分で文化体験を楽しんでみませんか?
今回は、金沢から車で約1時間の「富山市民俗民芸村」で、富山の伝統工芸品である「とやま土人形」の絵付体験をしてきました!
「とやま土人形」とは?
「とやま土人形」は、一つひとつ手作りされた、素朴で愛らしい表情が魅力の土人形のこと。
富山県富山市では、古くから縁起物や魔除けとして愛されてきた伝統的郷土玩具です。
現在は、とやま土人形伝承会がこちらの工房を運営し、次世代へ伝承していく活動をされているんだとか。
知らなかったんですが、日本各地の縁起物が入っている「無印良品の福缶」。富山県のものは、ここで作られているんですって。
「とやま土人形」の絵付け体験してきました!
呉羽山のふもとに広がる文化の里「富山市民俗民芸村」の中にある、「とやま土人形工房」。1階はショップ、2階は体験工房になっています。
絵付できる「とやま土人形」の種類は、なんと15種類!
招き猫やふくろう、子どもの節句の抱き雛や鯉のぼり、さらにお子様向けの新幹線などもありますよ。
毎年8月中旬ごろから、来年の干支の絵付もできるそうで、自身が作った干支の土人形をコレクションしている人もいるんだそう。
好きな形を選んで、絵付体験スタート!
私は「貯め犬」をチョイス。貯金箱型の土人形です。
伝承会員の方が絵付された、たくさんの見本があるので、イメージも湧きやすかったです。真似してもOK。
「乾いたら色を重ねれますよ。間違えても、上から色を塗ればいいので大丈夫ですよ。」と、優しく伝承会員の方が教えてくれました。
真っ白な素焼きの人形に、絵付していきます。
体験は、筆で絵を描くことができる3歳くらいから、年配の方までどなたでも楽しめます。
完成!こまいぬをイメージして、作ってみました!
立体なので丸を描くだけでも、難しかったけど、楽しかったです。
完成したら、すぐに持ち帰れるのもいいですね。
「とやま土人形」を手頃な価格から購入可能
1階のショップでは、伝承の土人形や、伝承会が作った新しい型の土人形など様々な土人形が販売されています。
しかも、440円からとお手頃価格。家に飾りたくなります。
季節商品も充実しています。伺った時は、端午の節句に合わせた商品が豊富に揃っていました。
土人形は、職人さんが一人で全ての工程を手作業で行うため、同じものは一つとしてなくて、まさに「出会い」。
よーく見ると、表情も色もデザインも違うので、お気に入りを見つけたくなりますね。
購入はもちろん、絵付体験でオリジナルの土人形を作ってみては?
体験料金 | 880円 |
---|---|
体験時間 | 約1時間〜 ※体験者によって異なります |
予約方法 | TEL |
とやま土人形工房
住所 | 富山県富山市安養坊1118-1 |
---|---|
TEL | 076-431-4464 |
営業時間 | 10:00-15:00 |
定休日 | 年末年始 |
駐車場 | あり(共有) |