【金沢】大注目!若き店主が創り出す心に沁みる和食のお店「鱗町 白」がオープン!【NEW OPEN】

7月8日、金沢市鱗町に和食店「鱗町 白」がオープン!
人気のお店で経験を積んだ若き店主による、心に沁みる和食がいただける大注目のお店です。

鱗町交差点近くにオープンした「鱗町 白」。
店主の小岩さんは、「くろ屋」で料理の基礎基本を学び、「東山 和今」で修行を重ね、「おすしと和食 はた中」で料理長として経験を積んできた実力派。和食を軸に、自由な発想と丁寧な仕事で、ここでしか味わえないおいしさを紡ぎ出します。

美しいタモのカウンターに、席は8席。
お料理は、毎月変わる献立の「季節の食材を使ったコース」(14,300円)のみ。
野菜もたっぷりいただける、全10〜12品のコースです。

7月の献立より、先付は「とうもろこしと雲丹の冷たい茶碗蒸し」。炭火焼きすることで糖度と旨みを上げたとうもろこしのピューレを、玉子とあわせて茶碗蒸しに。お出汁のジュレと、アクセントには芽ねぎと花穂紫蘇を。見た目の華やかさにも心躍ります。古伊万里の器で。

椀物は「鱧のおとし」。お椀の中で花のように開いた鱧の美しいこと!小岩さんの丁寧で、細やかな包丁捌きがうかがえます。鱧の骨からとったスッキリとしたお出汁に、じゅんさい、白瓜、梅鰹を添えて。

繊細でありながら力強さを感じさせる鱧出汁の風味と、梅の酸味が、淡白で透明感のある鱧の旨みを引き立てます。

鱧の味、食感を最高の状態で楽しんでもらうため、お客さんにお出しする2時間前に小岩さん自ら、生きた鱧を締めています。この日も、厨房で鱧が元気に泳いでいましたよ。

焼き物は「甘鯛の松笠焼き」。鱗ごと炭火で香ばしく炙った鯛に添えられているのは、高温で焼き上げたフルーツトマト。下には、甘鯛でとったお出汁の餡が敷いてあります。

鱗のサクサクと軽やかな食感がなんとも心地いい!ドライトマトのように旨みが凝縮したフルーツトマト、お出汁の餡を絡めて一緒にいただくと、アクアパッツアのよう。でも、やっぱり和食。甘鯛のお出汁がしみじみおいしくて、ほっこり和む一皿です。

コースの締めくくりは、小岩さん自慢の「土鍋ごはん」。目の前に土鍋が届く演出に、盛り上がります!

この日は、「万願寺とうがらしとちりめん山椒の土鍋ごはん」。とうがらしの苦味、じゃこの旨み、そこに実山椒の爽快な香りがふわっと広がる、たまらない組み合わせ。ふっくらツヤツヤに炊き上がったご飯は、お腹いっぱいのはずなのに「おかわり!」と、つい言ってしまうおいしさです。

おいしい料理を、ますますおいしくしてくれるお酒も「鱗町 白」ならではのラインナップです。「遠野のどぶろくソーダ割」や「ビール ROCOCO Tokyo WHITE」、「芋焼酎 フラミンゴオレンジ」「日本酒 にいだしぜんしゅ 純米吟醸」など、ネーミングだけでもワクワク!

「お酒、大好きなんです」という小岩さんが、各地から集めたお酒たちを見せていただきました(本当は飲んでみたいのですが、取材なので見るだけ…涙)。ラベルもオシャレ!

美しいお店の佇まいと、確かなお料理に「緊張してしまうかな?」と思うかもしれませんが、ご安心を!小岩さんは、とっても気さくで飾らない、楽しい方(ちなみに、元高校球児でもあります)。ぜひお店では、料理はもちろん、お酒のお話も小岩さんと楽しんでくださいね。

店名の「白」は、「まだ色がついていない状態」をイメージして名付けられました。余計なものを削ぎ落として、できるだけシンプルにしたところから、お店も、自分も、これからどんどん色をつけていきたい。そんな、小岩さんの想いが込められています。

料理に使う水は、鳥越まで湧き水を汲みに通っているそう。「味が全然違いますね。お出汁が好きなんで、そこは大切。お出汁って、ほっこりするでしょ」。心にほっこり沁み渡る、小岩さんのおいしいお出汁をぜひ、味わいに出かけてみてください。

鱗町 白

住所石川県金沢市鱗町86-1
TEL090-2110-4773
営業時間18:00-23:00
定休日日曜
駐車場近隣に有料Pあり
公式Instagram