
2025年8月15日、富山市内幸町にフレンチ居酒屋「酒場ルージュ」がオープン!
居酒屋スタイルで気軽に創作フレンチを楽しめる、新しいスタイルのお店です。

富山駅南口から徒歩5分ほどの場所に位置する「酒場ルージュ」。
パティスリーやフレンチ、居酒屋など、飲食業界で幅広い経験を持つ佐野シェフがオープンしたお店です。
炭火焼きをメインに、手の込んだ美しい料理が楽しめると早くも話題。
さっそく足を運んでみました。

店内は5〜6組ほどが入れるほどの広さで、店名の通り「ルージュ(赤)」を基調にした、おしゃれで温かみのある空間です。

席には予約者の名前を書いたピンが立てられていて、細やかな心配りが感じられます。

箱を開けると桜のスモークチップで焚いたスモークがもくもくと広がる、お通しの演出から始まる食事の時間。
スモークが消えると、甘くないシュー生地にレバーペーストを挟んだものや、軽い食感のカップ生地に海苔とクリームチーズのムース、桜エビを合わせたフィンガーフードが現れました。

フレンチと日本の居酒屋メニューを掛け合わせたような創作感が、親しみやすくも新鮮です。
これからの季節は、温かいスープをお通しに用意することもあるそう。

「いぶりがっこと自家製ベーコンのポテサラ」は、半熟卵が乗った見た目も華やかなおつまみメニュー。
ゴロゴロ入った自家製ベーコンが食欲をそそり、いぶりがっこのアクセントが加わることで、お酒にぴったりの味わいに仕上がっています。

「馬肉のタルタル」は、クセの少ない馬肉をトマトなどの野菜と和え、バゲットとの相性抜群。
バゲットは追加注文も可能です。

「フォアグラのムースのクレームブリュレ」は、滑らかな口当たりと深みのある味わいがやみつきに。

「和牛の炭火焼きカルパッチョ」は、表面だけを炙った和牛を薄切りに。
口に入れると体温でとろけるような食感が美味しく、自家製ドレッシングの黄色とお肉のピンク色のコントラストも美しいひと皿です。

常時6種類ほどをラインナップしているメイン料理から注文したのは「子牛の熟成炭火焼き」。

肉厚で食べ応えがあり、香ばしい炭火の香りと自家製ガーリックソースの相性が絶妙で、初めての来店ならまず頼みたい一品です。
炭火焼きのお野菜も食感を程よく残した繊細な調理方法が印象的。

デザートは3種類の定番メニューに加え、旬のフルーツを使った特製スイーツが登場。
シャインマスカットは、ホワイトチョコと黒豆をあんこに見立てて大福風に仕上げています。
すべてをまとめて口に入れると完成する、ここでしか味わえない美味しさです。
呉羽梨は、シンプルにカットして自家製ジェラートを添えて。
甘くみずみずしい梨の味わいに、控えめなジェラートが寄り添います。

気軽に立ち寄れる居酒屋感覚でありながら、本格フレンチの奥深さを楽しめるのが「酒場ルージュ」の魅力。
前菜やパスタ、リゾットなども味わえるコース料理は4,500円と5,500円の2種類を用意していて、+2,000円で飲み放題を付けることも可能です。
さらに、種類豊富なアルコールドリンクやボトルワインも揃っています。
「飲みたいけれど、美しくて美味しい食事も外せない」そんなニーズに応えてくれる一軒。
富山に新しく誕生した注目のお店にぜひ足を運んでみてください。
酒場ルージュ
| 住所 | 富山県富山市内幸町1-13 内幸ビルC館1階 |
|---|---|
| TEL | 050-7117-4066 |
| 営業時間 | 17:00-24:00(予約優先/事前予約がおすすめ) |
| 定休日 | 日曜 |
| 駐車場 | 近隣に有料Pあり |
この記事のライター
岩井なな(いわいなな)
富山県黒部市出身のインタビュアー・フリーライター。ライフワークはおしゃれホテル滞在で、年間全国100施設以上を訪問。北陸と東京の2拠点生活をしながら、全国各地のグルメ&おしゃれな名店を発掘するフードライターとしても活動する。