最近にわかにささやかれている「今年は花粉が多く飛ぶ説」。
どうやったらそんなのわかるの?…というか、実際のところどうなの!?
というわけで、「今年は本当に花粉がたくさん飛ぶの?」のギモンを解消するために「日本気象協会」にお話を聞いてきました〜!
今回お話を聞く「日本気象協会」とは!
今回、花粉の見通しについてお話を伺ったのは「日本気象協会」!
日本初の民間気象法人で、気象情報を基に防災・交通・環境など様々なジャンルで企業や人々の生活をサポートしているそう!
天気予報専門メディア「tenki.jp」の運営もしていて、全国各地の天気予報をはじめ、地震情報や注意報・警報から、桜の開花予想や紅葉情報など季節に応じた情報まで提供してくれているんです♪
金沢の花粉飛散量は去年の160~250%!でも例年よりは少なめ
石川県(金沢市)の花粉飛散量の予想は、前シーズンと比べると160~250%の飛散量が予想され「非常に多い」見通しだそう!
全国的にもオレンジや赤で、「やや多い」から「非常に多い」予想に指定されている都道府県が多数派のようですね。
ただ、石川県(金沢市)の花粉飛散量予想を例年(過去10年の平均値)と比較すると45~70%の花粉飛散量と「少ない」というデータに!
これは昨年の春が花粉飛散量が少なかったからとのこと。
なので「昨年は花粉症の症状が軽かった♪」という人も、今年の春は十分に注意してくださいね!
全国的に花粉飛散は例年より早め!ピークは3月中旬から!
今年の花粉飛散開始日は全国的に例年に比べて早い見通しらしく、その予報通り早めに観測されている地域が多いそう。
関東では統計開始以来最も早く春一番が吹くなど、1月半ば頃から平年を上回る暖かい日が増えたことが原因なんですって!
春の花粉は主に「スギ花粉」と「ヒノキ花粉」で、先にピークを迎えるのは「スギ花粉」。
どちらも飛散開始時期が早まったことで、最も花粉が多く飛ぶ"ピークの時期"についても全国的に例年よりも早まる見通しです。
石川県(金沢市)を含む北陸エリアでスギ花粉が最盛期を迎えるのは3月中旬ごろからの予測。
また、九州や四国、関西ではすでにピーク時期が始まっていて、徐々に花粉前線が北上してきています…!
ちなみにヒノキ花粉については、石川県(金沢市)を含む北陸エリアで飛散量はそれほど多くはない予想。
はっきりとしたピークもなさそうという見通しです!
スギ花粉の飛ぶ量はどうやって決まるの?
スギ花粉の飛散量は、前年夏の気象条件が大きく影響するとのこと。
「1.気温が高く」「2.日照時間が多く」「3.雨が少ない」夏になると、スギの木に花芽が多くできて花粉も増えるんですって!
昨年の北陸エリアの夏は、「気温は高く」「日照時間は少なく」「降水量がかなり多い」夏でした。
なので満たしている条件は「気温」の項目だけ!
その他、昨年の飛散状況や今後の気温予測データ、全国各地の協力機関での調査結果などさまざまな情報を参考にした結果、花粉飛散量は例年と比較して少なめの予想になっているそうですよ〜!
まとめ
ということで、現在のところ「今年の花粉飛散量は、去年よりは多いけど例年よりは少ない」ということがわかりました!
ですがあくまで予想ですので、花粉情報をマメにチェックして万全の対策をとってくださいね♪
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