金沢に「ポケモンセンターカナザワ」がオープンして1周年!
これを記念して、ピカチュウが「週末、金沢。」編集部の取材に参加してくれることになりました!
今回、編集部とピカチュウが紹介するのは富山県高岡市で作られる伝統工芸「高岡鋳物」。
国内で作られる銅器の約90%が高岡市で作られているという、鋳物の街が誇る工芸品です!
お仏壇の道具から花器、学校の銅像やお寺の大きな鐘まで大きさや用途もさまざま。
そんな奥深い「高岡鋳物」の世界を、ピカチュウと一緒に探っていきましょう!
高岡鋳物についてピカチュウとお勉強!
伺ったのは石川県のおとなりにある富山県の「能作」(のうさく)さん。
伝統工芸「高岡鋳物」を中心に、様々な鋳物(いもの)製品を製造している会社です。
まず、型に砂を詰めて「鋳型」を作るところから始まります。
砂を詰めた後は、職人さんが足でギュッギュッと踏みしめるんです。
職人さんが足先の感覚で、作るものの形に応じ砂の固さや湿り気を調整する、繊細な作業なんですよ。
次に、ドロドロに溶かした金属を型に流し込んでいきます。
カチカチの金属を溶かすには、なんと1,000℃以上の熱が必要!
ものすごく熱くて、とても危険な作業です。
小さな穴に、一つずつ金属を流し込んでいく職人さんたち。
型のなかに均一に金属がまわるよう、こちらも職人さんの経験と感覚が必須です。
そして、約35分後。
冷めた金属を型からはずしていきます。ドキドキ…。
砂の中からできたてほやほやの製品が!
この時点では、まだ表面はざらざらしていて輝いていません。
ここから磨き作業に入ります。
磨き職人さんが、一つずつ丁寧に磨いていきます。
みるみるうちに鏡のようなツヤツヤに…。
完成した高岡鋳物がこちら!
そして完成したものが「TAMA」!
とってもツヤツヤで思わず見入ってしまうほどの美しさ。
金属なのにどこか温かみを感じるのは、職人さんの手作業で作られるからこそですね。
今回は特別に、ピカチュウとバチュルの「エレキネット」をイメージした錫製の「KAGO」も制作してもらいました!
錫は非常に柔らかい金属で、手で自由に曲げることができます。
好きな形にしてパンやフルーツをディスプレイするのですが、これはもったいなくて使えないかも♡
完成品はポケモンセンターカナザワで展示中!
今回作っていただいた作品は、ポケモンセンターカナザワにて展示中!
工芸品としての研ぎ澄まされた美しさを、ぜひ実物で感じてみてください♡
ポケモンセンターカナザワ
住所 | 石川県金沢市堀川新町3-1 金沢フォーラス 5F |
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TEL | 076-208-5146 |
営業時間 | 10:00-21:00 |
定休日 | 無休 |
駐車場 | 金沢フォーラス提携駐車場あり |
<取材協力>
能作(のうさく)
住所 | 富山県高岡市オフィスパーク8-1 |
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TEL | 0766-63-0001 |
営業時間 | 10:00-18:00 カフェ L.O. 17:30 |
定休日 | 年末年始 |
駐車場 | 32台 |
「能作(のうさく) 香林坊大和店」が今年9月からオープン!
石川県初の直営店なので、金沢の方はこちらもぜひ♪
能作(のうさく) 香林坊大和店
住所 | 香林坊大和 6F (石川県金沢市香林坊1-1-1) |
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TEL | 076-254-6676 |
営業時間 | 10:00-19:00 |
定休日 | 香林坊大和に準ずる |
駐車場 | 近隣に有料Pあり |
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