【金沢ラーメン探訪 #10】「らーめんむてっぽう金沢店」の魚介系×動物系の旨みが見事に調和した、奥深い一杯に魅了されて

石川県の人気店らーめんむてっぽう金沢店

編集部が石川・金沢の気になるラーメン店をぶらりと巡る新企画、「金沢ラーメン探訪」。
今回は、金沢市直江町にある「らーめんむてっぽう金沢店」にお邪魔しました！

石川県の人気店らーめんむてっぽう金沢店の店内

県道299号線沿い、閑静な住宅街に構える「らーめんむてっぽう金沢店」。
富山に本店を構える、濃厚な魚介系スープが自慢のラーメン店です。

腕を振るうのは、本店で7年間修業し研鑽を重ねた店主の中島さん。
気配り上手で物腰柔らか、はじける笑顔が印象的。
そんな親しみやすい人柄が、お客さんの心を鷲掴みしています。

中島さんが目指しているのは、あったかくてアットホームなお店。
愛想よく笑顔の接客はもちろん、調理中にガチャガチャと余計な音を出さないなど、居心地のいい雰囲気づくりにもこだわっているそう。

注文は、入り口横にある券売機にて。
看板商品の「醤油ラーメン」をはじめ、味噌や塩、さらには激辛シリーズ（ピリ辛・火吹・爆発の3段階）もあり、子どもから大人、辛党まで、幅広い世代で楽しめる充実のラインナップです。

そんな中から今回は、大人気の「醤油チャーシューメン」（1,100円）を注文。
見るからに濃厚そうなドロッとした魚介豚骨醤油スープ、そして器をぐるりと囲むボリューミーなチャーシューに、食欲を掻き立てられます…♡

スープは、豚の軟骨をベースに、焼きアゴや煮干し、鰹節などを一般的なお店の10倍以上の量を惜しみなく使用。
そこに背脂を合わせ、魚介系と動物系をバランスよく融合させた、唯一無二の味わいが魅力です。

一口すすれば、まずパンチのある濃厚な旨みが押し寄せ、あとから奥深いコクが広がります。
さらにふわっと鼻を抜ける、焼きアゴや煮干しの芳醇な香り。
魚粉のザラザラとした独特な舌触りもヤミツキになりますよ。

自家製の麺は、加水率高めの中太ちぢれ麺。
モチッと弾力のある食感が特徴で、少しかためで提供してくれます。
噛むほどに小麦の風味が感じられ、濃厚スープにも「これでもか！」というくらい絡みます。

特製の醤油タレじっくり漬け込んだ自家製チャーシューは、なんと7枚！
柔らかいのに肉肉しさもあり、食べ応え満点です。

残ったスープは、「麦めし」（120円）をドボンと入れて、おじやにしていただくのがお決まり！
濃厚なスープにご飯がよく合う♡
お腹いっぱいでも、するすると入っちゃいます（笑）

またトッピングの「味付け玉子」は1個50円、「キムチ」は1皿100円の募金システムもユニーク。
募金をすれば、セルフサービスで楽しめますよ。

ザラッとした舌触りの虜になり、夢中で食べ進めること数分…
あっという間に完食です♪

驚いたのが、食べ始めから終わりまでず〜っとスープが熱々だったこと！
最後の一滴まで美味しく、楽しませてもらいました。

魚介系と動物系の旨みが絶妙に調和する、新感覚の一杯に出会える「らーめんむてっぽう金沢店」。
今後は、金沢市内で新店舗も計画中とのこと。ますます楽しみですね。
美味しかったです！ごちそうさまでした〜。

らーめんむてっぽう金沢店