【金沢】惜しまれつつ閉業した老舗銭湯を再建!「松の湯」再生プロジェクト【クラウドファンディング】

金沢市の繁華街ちかく、せせらぎ通りにある銭湯「松の湯」。2020年に惜しまれつつ閉業となったこの銭湯を再建するプロジェクトが始まっているとか。 今回は、そのプロジェクトについて迫ります…!

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かつては「銭湯王国」と呼ばれていたほど、銭湯がたくさんあった金沢。 全盛期には市内に100軒近い銭湯があり、市民の憩いの場となっていました。
昭和23年の開業以来、70年以上地元の人に愛された銭湯「松の湯」もその一つ。 しかし、家庭の事情により経営が困難になったため、惜しまれつつも2020年に廃業してしまいました。

しかし、「金沢で紡がれてきた銭湯文化を受け継ぎ、若い世代が文化を創出できる場所を作りたい」と若手デザイナーや経営者から声が上がり、「松の湯」をリノベーションすることに!
新たに普通公衆浴場の営業許可を取得し廃業した銭湯を復活させるのは、石川県の長い歴史の中でも“初”の試みなのだそうです。

プロジェクトを始動させたのは、京都・飛騨高山・金沢で、伝統的な町家をリノベーションした一棟貸し町家宿やホテルなどを約80軒運営している株式会社エイジェーインターブリッジのメンバー。

そして、その想いに共感し「番頭」役を買って出たのが、石川県出身・在住の神並大輝さんです。
幼い頃の祖父との思い出など、自身の人生の様々なポイントに"銭湯"があることに気づき、今回のプロジェクトの参加を決めたのだそう。
松の湯を人やものが集う場所にしたいと、現在は市内の銭湯で修行中です。

復活後は、「銭湯」の要素に加え「カフェ&ワークラウンジ」「中長期滞在用レジデンス」を併設した施設となる予定。 「新たな地域交流の場」として、リモートワークをする石川県在住の人や、県外・海外からの来訪者も利用しやすいサービスやイベントも企画しているそう!

※2022年11月オープンを目指して鋭意準備中

そして、今回のリノベーションで注目すべきところは、新たな銭湯の内装
金沢で活躍する職人が作り上げるオリジナルの「九谷焼タイル」で浴室が彩られます。
トレンドのサウナも、もちろん完備。新たな観光拠点として注目されそう♪

2階は、銭湯休憩室を兼ねた「カフェ&ワークラウンジ」
湯上がりに気持ちがいい屋外テラスに、コインランドリー仕事集中ブースがあります。
また、軽食やドリンク(湯上がりのビールも!)が楽しめるカフェスペースも準備中なんですって♡

以前からあるものを残しつつリノベーションしているため、浴槽の大きさは従来のまま。
トレンドのサウナ施設は最新のものに。
懐かしい雰囲気が新鮮に感じる空間となりそう。

金沢の銭湯文化を盛り上げる面白いプロジェクト。 現在、この活動を支援するクラウドファンディングが実施中です! 5,000円から参加でき、銭湯の利用券やオリジナルグッズのリターンもありますよ♡
「松の湯」の再建に楽しく貢献してみては?

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