デビューから間もないにもかかわらず全国にたくさんのファンをもつ「まるりとりゅうが」。
デビュー前からSNSで同世代から絶大な支持を集めていた「MaRuRi」さん、ニューヨークでの高校時代からSNSを中心に活動して話題を呼んでいた現役慶応大学生「Ryuga」さんからなる、いま話題のふたりです!
今年6月に金沢での初ライブ、8月にも二度目のライブを予定している彼らに「週末、金沢。」編集Mがインタビュー!
金沢のお話や曲について、夢を叶えるアドバイスなど、いろいろ聞いてきましたよー!
「まるりとりゅうが」が金沢に!お話聞いてきました!
今日はよろしくお願いします!
よろしくお願いします!
金沢の印象について教えてください!
金沢に来たのは今回がはじめてですか?
はじめてです!
街として知ってはいましたけど、来たことはなかったです。
今回来てみて駅や門も建築物としてすごくおしゃれだし、若い子たちが写真を撮りに来るのにもいい場所なんじゃないかな。
金沢のライブでのファンの印象はどうでしたか?
ライブに来てくれたみなさん、すっごく熱かったですね!
何度か僕たちのイベントに足を運んでくださってる方もいらっしゃいましたけど、はじめましての方もたくさん来てくださって…
みなさんすごく声出してくれたり、盛り上げてくれたり。やりやすかったです!
石川の人たちってシャイというか、ライブだとちょっと構えちゃう人も多いって聞くんですけど、まるりとりゅうがのファンはそんなこともなく?
わたし的には東京よりも全然元気な感じでしたね!
僕たちからの煽りにもしっかり応えてくれて、ほんとうれしかったですね。
ライブでは地方にもよく回られるんですか?
積極的に地方も回るようにしてます!
僕たち自身で企画してる「まるりとりゅうがのへや」って隔月のイベントがあって。それは地方多めでどんどんやってますね。
僕たちはSNSで知ってもらうことが多いので、全国にファンがいてくださって。
その人たちに自分たちで会いに行ったりとか、その人たちに自分たちのライブを聴きに来れる環境や機会をつくれたらいいなと思ってます。
活動を支えてきたのがSNSだからこそ、地方にもファンがたくさんいるんですね!
そうですね!これからは自分たちで発信した企画だけじゃなく、地方の盛り上がってるイベントや学園祭にも積極的に参加できればと思ってます。
そうやってみんなとの接点を増やしていけたらいいな。
いろいろ地方を回る中で、その土地土地の印象ってやっぱり違うんですか?
全然違いますね!人の感じとか、盛り上げ方とか。
あとは外せないのは、ごはん(笑)
ごはんは地方に行くたびに毎回すごく楽しみにしてますね!
金沢では何か食べられましたか?
昨日はね、居酒屋でね
お刺身とか食べたね
あとは豆腐とかね!
お店の定番だったんだよね!
逆になにか金沢のおすすめってありますか?
う〜ん、なんだろう…やっぱり海鮮はハズレがないですよね!のどぐろとか。
あっ、のどぐろ昨日食べました!
あとは、う〜ん…
色々あるんですけど、結局普段はファミレスとか行っちゃうしパッと出てこないな〜!
あはは(笑)めっちゃわかります!
あ〜、あとは金沢おでんですかね、年中食べられる金沢の名物!
カニ面は冬の期間限定ですけど、カニの甲羅に身をギュッと詰めた金沢の人気おでんダネなんですよ。
えっ、うまそう!
またゆっくり来られるときはぜひ!
そうですね!
はい!絶対来ます、また!
「まるりとりゅうが」の歌詞や曲のこと、教えてください!
「まるりとりゅうが」の曲について聞きたいんですが、曲やメロディーはもちろんRyugaさんの書く歌詞が素敵で。
そこに共感するファンの方も多いんじゃないかなと思います。
ありがとうございます。
みんなの心に響く歌詞は、どういうことを意識して書いてるんですか?
そうですね…僕の実体験というよりは、周りの友達の体験を書くことが多いですね。
僕、男女ともに友達から相談されることが多くて(笑)
そういう男友達・女友達から聞いた話に自分の感性を乗せて書いてます。
だから僕の実体験じゃないけどリアルさが出るのかなって。
あの歌詞にはそういう秘密が…
あと、ひとつの出来事を100%全部そのまま書ききらないようにしていて。
歌詞に残した想像の余地に、聴いてくれているみんなが「こんなことがあったのかな」と自分の実体験を当てはめられるのが、共感してくれる人が多い理由じゃないかなと思います。
実際の出来事をもとにした歌詞だけど、みんなが自分のことのように感じられるのはそういうことだったんですね!
歌詞を見たときのMaRuRiさんの気持ちはどうなんですか?
「幸せになって」の歌詞は初めて読んだときにすっごい泣いちゃって(笑)
これは女の子絶対きついぞ〜と思いながら(笑)
でも、歌ってる時はその歌詞の子になりきってるかもしれないですね。
失恋の歌のときは私自身が失恋したんだって思いながら歌ってます!
どの曲でも、僕は主人公の女の子をMaRuRiとして書いていて。
他の人の経験談だとしても、それを自分なりの世界観で書いてから、そこにMaRuRiらしさを出したり…
だから歌ってる時に自分っぽいところがあるってMaRuRiも感じてるんじゃないかな?
そうなんですか?
そうなんですかね〜(笑)
(笑)やっぱり歌ってる人と全然イメージが違うことを歌っても伝わんないじゃないですか。
確かにそれはそうだね。
だからこそ、聴いてくれてる人に「MaRuRiちゃんももしかしたらそうなのかもな」って思ってもらえるようにしたくて。
私らしいといえば、「時が止まればいいのに」ではRyugaくんが博多弁の歌詞を書いてくれて。
福岡出身なので、そういうのはすごく歌いやすいですね!
遠距離の曲でも、主人公をMaRuRiにすると「博多弁にしたらちょっとまるりっぽいかな〜」みたいなアイデアがわいてくるんですよね
博多弁ってかわいいですしね!
うまいこと使えば、そうですね(笑)
可愛いとされている部分だけ使いました!
さすが〜!(笑)
今回のライブやアルバムで初めてまるりとりゅうがのことを知る人もいると思います。
おふたりの楽曲をこんな風に聴いてほしいってこと、ありますか?
やっぱり男女のボーカルユニットなので、私たちのハーモニーを楽しんでほしいですね!
あと2人とも声が高いので、そういうところも私らしさかな。
歌詞にもこだわってるので、詞の世界にも入り込んでほしい。
僕らの曲はどれもテーマが違って、全曲自分に当てはまるかってなったらやっぱり違うので。
自分自身に当てはまる曲を、アルバムの中から見つけてもらえたら嬉しいです!
夢を叶えたい同世代の人たちに向けてメッセージを!
SNSでの発信からたくさんの人の心を掴んだ「まるりとりゅうが」の活動って、若い子たちにとっては憧れであり、自分たちも身近なSNSから夢を叶えられるんじゃないかって思える希望でもあると思うんです。
おふたりが夢を叶えるためにがんばったことや、かつての自分たちのように夢を追いかけている子たちに伝えたいことを教えてください!
僕は中3から高3までニューヨークに留学していたんですけど、歌手の道を意識し始めたのは中3の誕生日に買ってもらったギターがきっかけでした。
留学の合間にギターを弾いて歌ったりしてたんですけど、周りから「いいね」って褒めてもらえたときに、「ああ、歌手になりたいな」と思って。
でもニューヨークでは周りに応援してくれている人もいなくて、「日本で活動するなら4年後か。4年間、どうしよう…」とずっと思っていて。
頭の中では歌手活動がしたいのに、なんで4年も待たなきゃいけないんだ!と。
その時間を無駄にしたくなくて始めたのが、SNSを活用することだったんです。
4年待つよりも、今すぐに行動することを選んだんですね。
そうですね。待ってたらその4年間は無駄になるし、そのあいだにできる限りのことはしたいなと思ってたので。
当時はYouTuberもいなくて、Twitterやインスタでも短い動画しかアップできなくて。
でもその中で、ニューヨークにいるうちに日本で知ってもらえる人を増やせれば、帰った時に少しはスムーズに活動を始められるかなと信じて活動していて。
コツコツ歌動画を投稿したり、時差があるから朝は早起きして日本のゴールデンタイムに合わせて配信したりとか。
たくさんの方に見てもらえていたわけではないんですけど、そうやっているうちに少しずつ知ってもらえる人も増えてきて。
日本に帰ってきてからはやりたかった活動ができる〜!ってもう、死に物狂いで(笑)
でもいまは当時からどんどんSNSが便利になって、新しいアプリが出てきたり、YouTubeをお仕事にしている人が増えてきたり…もっとSNSを活用できる時代になってきてますよね。
以前からコツコツSNSをやってる僕からしたら、今の人たちズルいな〜って(笑)
いま夢を追いかけている子たちにメッセージを言うとしたら…僕は現役の大学生なんですけど、親に歌手を目指したいって言うのをすごくためらってて。
たくさんいると思うんですよ、親に自分の叶えたい夢を言えない人って。
でも、10代とか20歳でやりたいことが決まってるってすごい素敵なことだなと思ってて…
だからこそ、僕は全力でチャレンジしてもらいたいです。
今やりたいと思えることがあるならそれに全力で取り組んで、それで失敗して諦めがついたら違う道を選ぶのもアリなんじゃないかな。
最初から諦めると絶対後悔すると思う。やってみて上手くいけばそれでいいし、いけなかったらいけなかったでまた次のステップがあると思うから。
ちなみに今はご両親は?
応援してくれてます!
父親はそういう面では厳しくて、「諦めるんだろうな」「今だけだろうな」と思われてたと思うんですけど。
コツコツ頑張ってるところを見ててくれて、今では一番の支援者。これからもがんばらなきゃなって。
ご両親が最高のファンに…めっちゃいい話…ありがとうございます!
MaRuRiさんはどうですか?
わたしは…めっちゃ久々にしゃべった(笑)
すいません長々と(笑)
わたしは6歳くらいのころから鼻歌とか家で普通に歌ってた歌をお父さんが聞いて「あっ、音程が取れてる!」と思ったらしくて(笑)
それから市の合唱団に入団して、それから12年間合唱段に入ってました。
歌い方は全然やっぱり合唱とは違うんですけど、音楽にはずっと触れてるような人生を送っていましたね。
夢についてですけど、私は割ところころ言うことが変わるタイプで。
歌手になりたいってずっと強く思ってたわけじゃなくて、歌手を目指す前は「バスガイドになりたい」って夢があって…
修学旅行のバスとかで歌って、男子高校生に「あのバスのお姉さん当たりだな」って言われたり(笑)
でも、高校の文化祭でみんなの前で歌った時に「あっ、楽しいな」と思って。
合唱団はお客さんに声出してもらったりとかはないんですけど、お客さんに声を出してもらったりっていうのが楽しくて。
でも、やっぱり両親とはすごくそこでぶつかって。
でも、意志さえ強く持ってれば最後は子供の夢を応援してくれるから、そこははっきりとぶつけてほしい!
あと、歌手を目指してからオーディションめちゃくちゃ受けてたんですけど、ほぼ全部落ちてて…
その中でひとつだけ受かって、それで東京に行くことになって。
でも最初の一年間はただバイトして生活してたって感じで大変だったんですけど、今となっては下積みだったのかなと思います。
その時期があって今があるし、人生に無駄なことなんてないなって。
正解かわからないことでもとりあえずやること。とにかく「継続」が夢をかなえる一番の近道だと思うので。
継続、難しいですよね〜
インスタライブもきっとそうですよね、毎日コツコツやってくことがファンを増やす上で大切というか。
本当にそうだと思います!ちょっとでも休んだら多分もう、忘れられちゃうと思うので(笑)
続けることが一番難しいんですけど、それが一番の近道だとも思うので。
「継続は力なり」と、みんなに伝えたいですね!
すでにある言葉ですいません(笑)
いえいえ、お二人が頑張って夢をつかむまでの想い、きっとこれから夢を追いかける人たちにも響くと想います。
今日はありがとうございました!
ありがとうございました!
次の金沢でのライブは8月!9月にはミニアルバムも!
今回お話聞かせてくれた「まるりとりゅうが」、次回の金沢でのライブは8月9日。
ぜひデビュー作「はじめまして」を聴いて、ライブに遊びに行ってみてください!
さらに、9/4には2nd mini album「お見知りおきを」が発売決定!
ますます勢いを増していく「まるりとりゅうが 」、これからの活躍も要チェックですよ!