【御朱印めぐり♯3】限定御朱印と紅葉を楽しむ「倶利迦羅不動寺鳳凰殿」【津幡・石川】

収集ぐせのある編集部Mが、石川・金沢の御朱印を求めて神社やお寺を訪れる企画「御朱印めぐり」。
第3回は、「倶利迦羅不動寺鳳凰殿」（くりからふどうじ）を紹介！
寺院の静けさの中で紅葉を堪能できるので、ぜひこの秋に訪れてほしいお寺です。

河北郡津幡町にある「倶利迦羅不動寺鳳凰殿」は、倶利迦羅不動明王を祀る厄除け・開運の寺院。境内には四季折々の景色が広がり、大心池や朱色の渡り橋を配した、心落ち着く美しい庭園が魅力です。

そんな倶利迦羅不動寺で特に人気なのが、期間限定御朱印。
春夏秋冬の季節ごとやイベントに合わせて発行される限定御朱印が多くの参拝者に親しまれています。
今回は、秋の季節限定御朱印をご紹介します！

1つ目の期間限定御朱印は、紅葉型に切り抜かれた紅葉切り絵御朱印。
秋の夕暮れのような、少しノスタルジックな雰囲気が魅力です。
グラデーションの色合いと紅葉柄が絶妙に調和し、眺めているだけで秋の情緒を感じられます。

2つ目は、本物のもみじがあしらわれたもみじ押し花御朱印。
和紙の風合いがもみじとマッチして、やさしい和の趣を漂わせます。
和紙を漉く際に本物のもみじを入れているそうで、もみじのサイズが一つひとつ違うため、世界に一つだけという特別感も魅力です。

鳳凰殿では赤色のもみじバージョン、鳳凰殿から車で15分ほどの距離にある山頂本堂では緑色のもみじバージョンがいただけます。
授与場所にご注意を。
どちらの御朱印もなくなり次第終了とのことなので、お早めに！

取材時（2025年10月21日）は紅葉前でした

倶利迦羅不動寺西之坊鳳凰殿の庭園には、さまざまな種類のもみじが植えられており、紅葉シーズンには赤・黄・オレンジのグラデーションが楽しめます。

2024年秋の紅葉時期の様子

紅葉シーズンにはこんな見事な紅葉が楽しめますよ。
寺院の静けさの中で紅葉を眺めるのは、心も澄み渡る贅沢な時間になりそうですね。
ご住職にお伺いしたところ、ここ15年間ずっと、11月6日〜9日頃に紅葉のピークを迎えているとのこと！
この時期に合わせて訪れるのがおすすめです！

また、花手水（はなちょうず）も見どころの1つ。
紅葉シーズンはもみじで彩られるそうで、季節の風物詩として心惹かれます。

さらに、西之坊鳳凰殿から車で15分の距離には「山頂本堂」があります。
石川県と富山県の県境の山の尾根に立つ「山頂本堂」は、日常を離れて特別な気分に浸れる神聖な場所です。

高台の境内からは、雄大な山々の向こうに立山連峰や富山湾を一望できます。

2023年秋の紅葉時期の様子

山頂本堂で見れる、五重塔と紅葉、そして立山連峰が織りなす絶景も見逃せません。
西之坊鳳凰殿とはまた違う、雄大な自然の美しさが感じられます。

紅葉スポットとしても人気の「倶利迦羅不動寺」。
日常を離れ、静かな時間の中で紅葉や寺院を巡るひとときは、心のリセットにもぴったりです。

初穂料・授与形式	紅葉切り絵御朱印（900円／書置き）紅葉押花_山頂本堂・緑、鳳凰殿・赤（700円／書置き）
御朱印受付時間	山頂本堂・鳳凰殿　9:00-16:00
郵送対応	あり

倶利迦羅不動寺鳳凰殿

倶利迦羅不動寺山頂本堂