
4月1日、金沢市金石の「蔵cafe 咲蔵(さくら)」が営業を再開!
震災による建物の被害を乗り越え、居心地のよい蔵の空間と体に染みわたる優しい味が戻ってきたと話題です。
常連客からも待ちわびていた再開を喜ぶ声が相次いでいます♪

金石の細い路地を進んだ先に、ひっそりと佇む「蔵cafe 咲蔵」。
2020年10月、築100年以上の歴史ある蔵をリノベーションして誕生し、訪れる人に「こんな場所があったんだ」という発見と感動を届けてきました。
ところが、2024年1月の能登半島地震の影響で、外壁のしっくいが大きく崩れ落ち、やむなく長期休業することに。

一時は閉店を考えたこともありましたが、貴重な建物を残していきたい想いや再開を待ち続ける常連客の声が、大きな原動力になったのだそう。
1年半の休業を経て、ついに再オープンが実現しました。

どっしりとした梁が印象的な空間は、古い蔵ならではの風格がありながらゆっくりと時間が流れる居心地のよさが魅力。
テーブル席のほか、1人でふらっと立ち寄りやすいカウンターもあり、リラックスできる雰囲気がそうさせるのか、いつの間にかその日初めて会ったお客さん同士が会話に花を咲かせていることもよくあるのだとか。

2階は、開放感たっぷりの屋根裏スペース。
グループでわいわい使えるのはもちろん、お子さん連れのママ会にもぴったり。
イベント会場としても活用されており、いつもにぎやかな笑顔であふれています。

皆がこれを求めて訪れるという人気メニューが「咲蔵の日替わりランチ」(1,650円)。
魚と野菜をメインに、添加物や化学調味料、着色料などを使わず、季節の食材が持つ本来の美味しさを大切にした、からだにうれしいプレートランチです。
独創的なお皿など、器の一部は店主さんの手作りだというから驚き!

この日のメニューはタラのマリネがけの菜の花添え、山菜ペンネのガーリック仕立て、冷製豆乳の寒天仕立て〜ひんやりお出汁のジュレなど。
春らしい素材がいっぱいで、ドレッシングやソースも手作り。
一口食べるごとに体が喜ぶ一品たちです。


もち麦入りあさりごはんに、いわしのつみれ入りの味噌汁も、じんわりと体に染みる美味しさ。
食養生の考え方を取り入れ、体を気遣う優しい配慮が隅々にまで感じられ、食べ終えると心も体も満たされるような満足感があります。

そして食後のお楽しみは、自家製の「ロースイーツ」(各500円)。
加熱せず作られるスイーツのことで、ナッツやドライフルーツ、ココナッツオイルなどを使い、素材の栄養や酵素をそのまま取り入れられるのが特徴。
砂糖や小麦粉、卵も不使用で、食べてキレイになれるヘルシーなおやつとして話題です。

高品質のカカオを使ったチョコケーキは、濃厚でとろけて生チョコのようなリッチな味わい♡
カシューナッツをなめらかなクリーム状に仕上げたチーズケーキは、乳製品不使用とは思えないチーズのような風味で、ずっしりと食べ応えがあります。

コーヒーは、自家焙煎珈琲専門店「アリーカフェ」の金澤珈琲を使用。
店主が一目惚れして以来、長年愛用し続けているという能美市の九谷焼窯元「虚空蔵窯(こくぞうがま)」のいっぷく碗で提供されます。
色とりどりのラインナップの中から好きな一色を選べるのも、ちょっとしたお楽しみです♪

笑顔が咲くイメージと蔵を重ねて名付けられた店名の通り、「訪れた方それぞれに笑顔の花が咲き、素敵なご縁がつながる場所でありたい。一人でゆっくり営んでいるので、どうか気兼ねなく、思い思いの時間を過ごしていただけたらうれしいです」と店主のnorikoさん。
休業中に寄せられた数々の温かいメッセージに、店を通じて生まれたつながりの尊さを改めて感じたといいます。
「美味しかった、また来ます!」の声が何よりうれしいという穏やかな話しぶりからは、再びこの場所でお客さまを迎えられる喜びが伝わってきます。
時間がゆっくりと流れるような、心地よさに包まれる特別な場所「蔵cafe 咲蔵」。
日常から少し離れて、自分自身を整えるひとときを過ごしたいときに、そっと訪れてみてはいかがでしょうか。
蔵cafe 咲蔵
| 住所 | 石川県金沢市金石西1-13-10 |
|---|---|
| TEL | 070-3623-2458 |
| 営業時間 | 11:00-15:00 |
| 定休日 | 月・木・日曜不定休 |
| 駐車場 | 6台 |
この記事のライター
酒井恭子(さかいきょうこ)
金沢市在住のフリーライター。TV番組制作や雑誌編集の仕事を経て、グルメ・教育・医療・子育て情報など、幅広いジャンルの記事を執筆中。食べ歩きが趣味で、特におにぎりやピザ、ラーメンなど炭水化物が大好物!絶賛ダイエット中です(笑)。