
3月5日、富山県氷見市に昆布専門店「KOMBU KIOSK(コンブキオスク)」がオープン!
モダンで洗練された店構えと、オリジナル商品をはじめとする多彩な昆布アイテムが揃う、いま注目の新スポットです。

「KOMBU KIOSK」が入るのは、氷見の人々の台所であり、観光地としても大人気の氷見番屋街。
これまで“家庭の食材”というイメージが強かった昆布を、思わず手に取りたくなるデザインと新しい提案で展開。
富山ならではの昆布文化を、現代のライフスタイルに寄り添う形で発信する場所です。

富山は“昆布王国”とも呼ばれるほど、昆布の消費量が多い地域です。
北海道などから仕入れた昆布を加工し、日々の食卓に取り入れてきた独自の食文化が根づいています。

「KOMBU KIOSK」は、そんな背景を気軽に体感できるスポット。
国産100%の昆布にこだわり、刻む・削る・味付けといった工程を通じて素材の旨みを引き出した商品を、約40〜50種類ラインナップした、小さな昆布のテーマパークです。

店頭に並ぶのは、だし用というよりも、そのまま楽しめる商品。
とろろ昆布や味付け昆布、サラダに合わせやすいものなど、忙しい日常でも取り入れやすいセレクト。
手軽でありながら、しっかりとした美味しさと身体へのやさしさを兼ね備えているのもポイントです。
コンパクトで持ち運びやすく、お土産としても選びやすいですね。

なかでも注目は、富山ならではの食材と掛け合わせた、ここだけのオリジナル商品。
黒とろろ昆布に白えびとのどぐろをそれぞれ合わせたシリーズは、香りからすでに美味しい逸品。
のどぐろ黒とろろは、風味豊かなのどぐろの力強い旨みに続いて、昆布のやさしい味わいが重なります。
白ごはんにかければ、箸が進む美味しさに。

昆布の使い方を案内したパッケージが特徴で、9種類が揃う「昆布ソムリエシリーズ」も定番の人気商品。
どれも気になるラインナップの中から、今回はサラダにそのままかけるだけで使える「昆布ソムリエのサラダのこんぶでございます(24g)」を購入しました。

短く細くカットされた昆布はサラダと一緒に食べても口当たりがよく、手軽に昆布の旨みをプラスできて便利。
思わず人に教えたくなります。

北陸出身のデザイナーたちが手がけるパッケージにも、こだわりが光ります。
レトロな雰囲気をベースにしながら、余白や線の美しさで現代的な印象に仕上げられていて、昆布という素材のイメージをやわらかくアップデートしています。

現在は物販が中心ですが、店内にはカウンター席も設けられています。
「今後は、飲食や体験といったかたちで、昆布の楽しみ方をさらに広げていきたいです」と話してくださったのは、KOMBU KIOSKを運営する高岡市の昆布メーカー「室屋」の室谷和典さん。

「たとえば、昆布を削る様子を間近で見たり、実際に手を動かしてみたり。味わうだけでなく、背景にある文化や工程に触れられるような場所をつくるのが理想です」と、今後の展望も語ってくださいました。

家庭の定番として親しまれ、名脇役として食卓を支えてきた昆布。
そのイメージを大切にしながら、新たな可能性を感じさせてくれるお店「KOMBU KIOSK」をご紹介しました。
気軽に手に取りたくなり、誰かに贈りたくなる。そして食べてみると、お気に入りが見つかる。そんな昆布の魅力に出会える場所です。

今後は、昆布を使ったクロワッサンや焼き菓子の展開も予定されているとのこと。
氷見を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
KOMBU KIOSK
| 住所 | 富山県氷見市北大町25-5 氷見漁港場外市場「ひみ番屋街」西の番屋③ |
|---|---|
| 営業時間 | 8:30-18:00 |
| 定休日 | ひみ番屋街の休館日に準ずる |
| 駐車場 | あり |
この記事のライター
岩井なな(いわいなな)
富山県黒部市出身のインタビュアー・フリーライター。ライフワークはおしゃれホテル滞在で、年間全国100施設以上を訪問。北陸と東京の2拠点生活をしながら、全国各地のグルメ&おしゃれな名店を発掘するフードライターとしても活動する。