兼六園や金沢21世紀美術館近くにある「石川県立歴史博物館」に潜入!
美しい赤レンガの建物と、「分かりやすさ」に特化した展示が特徴の観光スポットです。
今回ははじめて行く人に向けて、展示や見どころを紹介していきますよ!
「石川県立歴史博物館」とは!
兼六園や金沢21世紀美術館といった有名観光スポットがあるエリアから、坂を登って10分ほどの場所にある「石川県立歴史博物館」。
ここでは、石川県の歴史をわかりやすく紹介する展示と、明治末から大正初期に作られたレトロ感満載の赤レンガ建築を鑑賞できます。
所要時間は60分ほど!
常設展のみであれば、基本的な所要時間は60分くらい。
期間限定の企画展も見るのであれば、もう30分ほど時間の余裕をみておくのがオススメです!
そんな「石川県立歴史博物館」に行ったらここだけは見ておきたいスポットを紹介していきますよ〜!
【見どころ1】印象に残るレトロな「赤レンガ建物」
まず目を奪われるのが、重要文化財に指定されている3棟の「赤レンガ建物」。
元々は兵器庫として作られた建物が、戦後に大学の校舎となり、その後博物館となったのだそう。
兵器庫として作られた赤レンガ建物は、当時全国各地にあったそうです。
現存するものは4カ所で、完全な形で残っているのは金沢と善通寺の2ヶ所だけというとっても貴重な建築なんですよ。
明治末期から大正初期にかけて建てられた建築は、当時のデザイン様式がそのまま残っています。
金沢の町に溶け込むノスタルジックな佇まいは、レトロな雰囲気がたまりません♪
【見どころ2】「分かりやすい」を追求した、ビジュアルで学べる展示
加賀藩の大名行列を人形で再現した展示。
2015年のリニューアルをきっかけに、展示品の数を減らして動画やイラスト、ジオラマの展示など見るだけで分かる展示に一新したそう。
事前の知識がなくても理解しやすいので、気軽に石川県の歴史を学ぶことができますよ!
兼六園のジオラマ展示。(模型の縮尺:1/100)
兼六園の実際の大きさに合わせた人間も配置されていて、兼六園の広さが分かりやすいです!
能登半島の古墳や、加賀百万石時代の様子など、現在の石川県につながる話がもりだくさん!
県外から訪れた人はもちろん、石川県出身の人も初耳な話が多いかも!
【見どころ3】デジタル顔はめパネル「なりきりショット」
建築や展示の楽しさはもちろんですが、「石川県立歴史博物館」にはとってもユニークなコーナーもいっぱい!
そのひとつがこちらの、デジタルな顔はめパネル「なりきりショット」です!
パネルのデザインは全部で14種類。
使い方も簡単で、まずはデザインを選んだら顔をはめてパシャリ!
そうして撮影した画像を、自分のカメラで撮影しましょう!
ぜひ記念に一度試してみてくださいね♪
ミュージアムショップも充実!
1階の受付近くにはミュージアムショップがあります。
博物館の展示がわかりやすく説明されている解説図録からマグカップやオリジナルTシャツまで「石川県立歴史博物館」にまつわる商品がズラリ。
お土産の品として買っていく人も多いそうですよ!
おわりに
絵本のような赤レンガ建物や、分かりやすい展示が人気の「石川県立歴史博物館」。
レトロモダンな建築が多く残る金沢らしい趣きを、ぜひここでも体感してくださいね!
石川県立歴史博物館
住所 | 石川県金沢市出羽町3-1 |
---|---|
TEL | 076-262-3236 |
営業時間 | 9:00-17:00 (最終入館 16:30) |
定休日 | 年末年始、展示入れ替え期間 |
観覧料 (※常設展のみ) | 一般 300円 大学生 240円 高校生以下 無料 65歳以上 240円 |