美川を拠点にハーブ農園「HERBER'S FARM」(ハーバーズファーム)が始動!8/17にはcalcoloにてコラボイベントを開催

今年4月、白山市美川にハーブ農園「HERBER'S FARM」がスタート!
白山と日本海、手取川に囲まれ環境に恵まれた美川の魅力を、20代の若手4人が革新的な農法を駆使し発信しているとか…。 編集部がお話を伺ってきました。

一見、ただの藪のようですがこれが「HERBER'S FARM」の畑。あえて放置し育成を自然に任せることで、より健康的で香りの強い植物を育成する「自然栽培」での農法を採用しているそう。

畑内には鴨が放し飼いされていました。この鴨たちが害虫を食べ、糞は肥料になるとのこと。 肥料・農薬には頼らず、植物と土の本来持つ力を引き出します。

美川地区は白山からの雪解け水が地下水となって湧き出しており、この綺麗な水が鴨や植物たちをより強く健康に育てます。

左から、野原克成さん、中祐太さん、橋本亮大さん。もう一人のメンバー、雁行惇成さんはこの日お休み。

この畑を営むのが、美川で生まれ育った4人の青年たち。子どもの頃からの幼馴染なのだそう。 発起人の橋本さんは、能登で農業を営む祖母に勧められ一念発起。県内外の有名農家に弟子入りして農業をイチから学んだそう。
野原さんは、有名ホテルで腕を振るった経験もあるレストランシェフ。料理人が使いたくなるハーブや野菜を熟知しています。

そんな彼らの農業は「自然栽培」だけではありません。こちらは人工的な光のみを利用して、農作物を栽培する「LED栽培」の施設。室内なので、天候や気温に左右されることなく年中高品質のハーブを提供し続けることが可能です。

春菊やコリアンダー、オクラなどをあえて「LED栽培」すると、サイズは通常の何倍も小さいけれど味の濃く旨味の強い食材になるのだそう。見た目の面白さもあり、こちらはすでに県内のレストランに出荷されシェフからも好評なのだとか。

より美味しく驚きのある食材を見つけるべく、日々研究をしているとのこと。

また、シェフからの幅広い注文に応えるべくハウスでのハーブ栽培も。
「設備や場所は、美川の先輩農家さんたちが快く譲ってくれたり貸してくださるんです。本当にありがたい。僕らの挑戦を地域の方が応援してくれるから、身が引き締まる」と野原さん。

ハーブの種類は季節により変動あり

「HERBER'S FARM」のハーブは、ネットで購入が可能。現在50種類前後のハーブを取り扱っています。大切にしているのは「美味しいと面白い」のバランス。農法の奇抜さだけでなく、本当に美味しいものを生産することにこだわっています。

そして!来る8月17日(土)には、金沢市戸水のフードセレクトショップ「calcolo(カルコロ)」にてコラボイベントを開催!(10:00〜17:00、売り切れ次第終了)

当日は、HERBER'S FARMとcalcoloとクラモト氷業がコラボレーションしたグルメが購入できます。この機会にぜひHERBER'S FARMのハーブを味わってみて♪

会場はこちら↓ www.weekend-kanazawa.com

最後に将来の夢を伺うと…「畑のまんなかに美川の自然と文化をじっくり堪能できるオーベルジュをつくる!」とのこと。彼らの情熱なら、きっとそう遠くない未来に実現するはず。美川、そして石川の食文化を押し広げる若手農家さんたちにこれからも大注目ですよ!

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