
編集部が石川・金沢の気になるラーメン店をぶらりと巡る、「金沢ラーメン探訪」。
今回は、金沢市有松にある「麺や 福座」にお邪魔しました!

有松・南大通り沿いに佇む、金沢屈指の名店「麺や 福座」。
看板メニューの「福座ラーメン」や四季折々の食材を駆使した「季節限定麺」など、手間暇を惜しまず丁寧に作られる一杯が、多くのファンの心を掴んで離しません。

京都の割烹出身である先代・福田さんが2009年に創業。
瞬く間にメディア注目の人気店へと成長しました。
2021年、その暖簾を託されたのが、一番弟子である備後(びんご)さんです。
実は備後さんも先代と同じく「割烹料理人」の出身。
昔、家族に連れられて「福座」を訪れた際、その美味しさにすっかり魅了され、この道に進んだのだそう。
同じ和食の技術を持ち、誰よりも「福座」に惚れ込んだ備後さんだからこそ、先代が築き上げた味とラーメンへの想いは、今でも真摯に守り続けています。

今回いただいたのが、「福座ラーメン」(930円)。
豚骨と鶏ガラをじっくり炊き出し、野菜の甘みを重ねた濃厚スープが自慢の看板メニューです。

スープのベースは、豚骨と鶏ガラの旨味を重ねた豚骨醤油 。
豚骨は18時間以上、鶏ガラは7時間以上と、じっくり長時間かけて旨味を抽出しています。
また何種類もの野菜を加え、素材をよく洗うなど下処理を徹底することで、豚骨特有の臭みを感じさせない、誰もが食べやすい仕上がりに。
化学調味料も不使用で、自然本来の旨みで勝負することに強いこだわりを持たれています。

スープの美味しさをさらに一段階引き上げているのが、影の立役者である「香味油」です。
ネギや玉ねぎ、ニンニク、生姜など、数種類の野菜の旨みをじっくりと抽出。
ふわっと立ち上がる芳醇な香りと、口いっぱいに広がるコクは、この自家製油があればこそ。

「この土地に深く根ざした店でありたい」 そんな先代の熱い教えを守り、醤油ダレには京都の醤油に加え、地元・石川の醤油を独自にブレンドしています。
京都ならではの華やかな香りとキレに、慣れ親しんだ地元の甘みが加わることで、どこかホッとする味わいに。

手間を惜しまず仕上げたスープは、どっしりとした濃厚なコクと、後からやってくるスッキリとした余韻がやみつきに。
雑味がなくスッと喉を通るその味わいに、最後の一滴まで飲み干すお客さんも多いのだとか。

基本となるのは、歯切れが良く、スープとの絡みが良い細麺。
けれど、ぜひ体験していただきたいのが、プラス300円で変更できる「キタノカオリ」100%の特注麺です。

北海道産の希少小麦を使用したその麺は、圧倒的なモチモチ感としっとり感。
噛むほどに小麦の甘みが口いっぱいに広がるこの贅沢な味わいは、県内でもまだここでしか味わえませんよ。

トッピングの自家製チャーシューには、あえて豚の腕肉を使用。
肉本来の濃厚な旨みがジュワッと溢れ出し、スープに負けない存在感を放っています。

無我夢中で食べ進めること数分…
美味しすぎて、あっという間に完食!
食べ進めるごとに、麺の風味がスープに溶け出し、よりコク深い味わいに。
最後まで飽きずに満喫できました♡

名店の看板を背負い、揺るぎない一杯を提供し続ける「麺や 福座」。
1月は毎年大好評の「牡蠣ラーメン」が期間限定で登場!
訪れるたび新たな味に出会える、季節限定ラーメンも見逃せませんね。
ごちそうさまでした〜♪
麺や 福座
| 住所 | 石川県金沢市有松4-1-1 |
|---|---|
| TEL | 076-243-2930 |
| 営業時間 | 11:30-14:25/18:00-20:55 |
| 定休日 | 月曜、月2回火曜 |
| 駐車場 | あり(共有) |