【かなざわ演劇人協会presents】演劇をみにいこう!vol.2【5〜6月演劇公演情報】【PR】

毎月、石川県で活動する劇団や開催イベントをご紹介
新人編集部K子と、演劇の世界に足を踏み入れてみませんか?

【新人編集部K子の観劇体験記vol.2 】演劇ファンにその魅力を聞いてみた!

第1章 K子、演劇ファンに会いに行く

〜これまでのあらすじ〜
「演劇鑑賞の魅力を伝える」という仕事を任された新人編集部K子。演劇についての知識はまったくなかったのでイチから調べだしたものの…その奥深さと情報の膨大さに呆然。果たして、K子は立派に「演劇鑑賞の魅力を伝える」仕事を果たせるのか…?!

前回の記事はこちら www.weekend-kanazawa.com

というわけで今回は、生粋の演劇ファンの方にお話を伺って、その魅力を教えてもらおう!という、ちょっと他力本願気味な内容です。

まずは、お一人目。先輩に紹介いただいた、演劇ファンのNさんにお話を伺います。

Nさん、お願いします!


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こんにちは。Nです!


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まずは、インタビューを快く受けてくださってありがとうございます!
(あ、思ったよりなんというか...普通の方だ、よかった)


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私も思う存分語れるぞ!とおもって楽しみにしてきました〜!


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受け止めきれるか不安ですが、がんばります...!
今日はよろしくおねがいします。

第2章 演劇ファン・Nさんの場合

ーNさんは普段どんな生活をされているんですか?

普通の会社員として、何気ない毎日を楽しく過ごしています。
正直、なんでこの場に呼ばれたか今も理解が追いついていなくて...。
本当にただの、よくいるオタクなんです。(笑)

でも土日は、何かしらの劇を見に行っている事が多いですね。
地元の劇団や人気な演目が石川県に来たときは、よく友人を誘って見に行きます。

これは、2022年の1月〜2023年5月までに鑑賞した演劇の半券です。
半券が手元にない公演も多いので、実際はもう少し見に行ってますね。

ーえっ!すごい量…。十分に只者ではないです。Nさんが、「演劇」の世界にハマったきっかけは何だったんですか?

私が演劇にハマったきっかけは、当時すごく好きな声優さんがいたんです。 いわゆる"推し"ですね。
今は"プロダクションに所属している声優さん"がたくさんいますが、昔は声優として仕事をしながら劇団に所属している俳優さんがほとんどでした。

その方が出ている舞台に友達が誘ってくれたのが、はじめての観劇です。
それでどっぷりハマってしまって。この良さをもっと伝えたい!語りたい!って火がついてしまったんですね。(笑)
良さを伝えるからには、他の演劇についてももっと詳しく知らないと!って謎の義務感が生まれまして。
そこから、見れる演劇を片っ端から見ていくようになりました。

ーなるほど〜、やっぱり推しのチカラは偉大なんですね。 今一番推している、俳優さんや劇団などはありますか?
今推しているのは、黒羽麻璃央さんです! ※宮城県仙台市出身の俳優。2.5次元舞台で俳優デビューを果たし、舞台・劇にとどまらず映画やドラマでも活躍中
どこが好きかと聞かれると、ビジュアルとか演技力とか言葉にするのが難しいんですが... でも、何かにハマる瞬間ってそんなものだと思うんです。
私の場合深く考えて、好きになることってあんまりなくて、いつも気づかないうちに好きになってます。

演劇についても、ず〜っとそんな感じ。 見たいから見る、行きたいから行く。そういう気持ちってコントロール出来るものじゃないと思うんです。

ー観劇にいくときのワクワク感まで伝わってきて、私もドキドキしてきた! さいごに、私みたいな初心者へのアドバイスはありますか?

変に気負わずに、映画を見に行く感覚で大丈夫です!
なんとなく面白そうとか、好きな俳優がでてるとか、暇な時間があったから、とかきっかけは何でもよくて。
実際に劇場へ行くと、他のお客さんがみんな有識者に見えるかもしれないんですが、ぜったい同じように緊張している人はいます。(笑)

内容も、難しくてわからないなら、それでいいんです! 「わからなかった」なんてむしろ伸びしろしかないんですよ。その「わからなさ」を楽しんでください!
見たあとにSNSで考察を読んだり、自分好みの解釈をしたり、観劇後も自分なりに味わえるのが演劇の魅力なんです。


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Nさんのお話を聞いていたら、すぐに演劇に行ってみたくなってきました!ありがとうございました!


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こちらこそ!もっとたくさんの人が演劇の魅力に気付いてくれることを祈ってます!

第3章 演劇ファン・Oさんの場合

そしてもうおひと方、紹介していただいた、Oさんにお話を伺います。
どこまでも、他力本願になってしまっている...。


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Oさん!今日はよろしくおねがいします!


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こんにちは。Oです。よろしくおねがいします〜。

ーOさんは普段どのような生活をされていらっしゃるんですか?

在宅で文字起こしの仕事をしています。

演劇は、月に1・2回、地元の劇団の公演を見に行くことが多いですね。 友人と観劇した後は、内容について語るのが楽しみなんですけど、一人で行く時は、内容や感想を文章に書いて残します。文章を書くのが好きなのと、後で読んで振り返るのも楽しいので。

ーへぇ〜、演劇と文章を書く趣味が繋がることに驚きました!Oさんが、演劇にハマったきっかけは何だったんですか?

最初は友人に誘われたのがきっかけでした。
劇場に行くと、今後の演目のチラシがいろいろもらえるんですよね。
そのチラシの中で、なんとなく気になった公演を観に行って、そしたらまたチラシがあって、っていうのを繰り返していった感じです。

Oさんが講座で書いた劇評と公演後に書いたメモ。

私は、みるだけじゃなくて作り手側の世界にも少し興味があるんです。
だから、劇評を書く講座や、戯曲を書く講座に参加してみたり、といろいろ体験してみています。
そうすると、見る側と作る側の視点が手に入るので、ますます演劇のおもしろさに深みが出てくるんです。 もう、抜け出せないですね。(笑)

ーなるほど〜たしかに作り手側の知識があると、見方が変わりそう。私のような初心者へのアドバイスはありますか?

やっぱり最初が肝心なので、好きな俳優さんが出ていたり原作を知っていたり、テンポが良くてコミカルな作品を選ぶと失敗しにくいと思います!

たとえ物語の内容がわからなくても、好きな俳優をみれたとか音楽がよかったとか舞台セットがすごかったとか、何か一つ「楽しかった」って記憶が残ることが大切なんです。

あとはこれ!

観劇にいくと必ず、他の公演のチラシがもらえます! なので、A4サイズがすっぽり入るかばんを持っていくといいですよ。
あとは、まわりを気にせず純粋に物語をたのしんでください。


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すごく参考になりました!ありがとうございました。


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こちらこそです。次は劇場でまた会いましょう♪

お二人のお話を伺っていたら、 なんだか、ちょっと不安に思っていた部分が薄れてきた気がする...。

というより、Nさん・Oさんが、あまりにも楽しそうに話すから、ものすごく行ってみたくなってきた...! でも、何から観たらいいんだろう…? 私でも楽しめる公演ってどんなの??

よし、これも誰かに教えてもらおう!

次回:気になる公演の見つけ方 お楽しみにっ!!

2023年5・6月現在チケット販売中の注目公演

5月27日 【ジュニア・クラブ】『プレオープン<体験会>』

小学3年生から中学生までを対象とした、演劇・朗読クラブ「ジュニア・クラブ金沢」の体験会。朗読や発声練習、公演の台本の読み合わせ、演技の練習を見学できる。参加希望者は下記公式サイトから申し込みを。

公演日時5月27日13:00-16:00
公演場所金沢市民芸術村ドラマ工房
チケット参加無料
公式Webサイト



6月11日 【キッズ☆クルー】『キッズ☆クルーと!忍者修行』

遊びと演劇をツールとして、子ども達のコミュニケーション力を育み、人と関わる事の楽しさを経験する「キッズ☆クルー」主催イベント。 小学生を対象とした、誰でも参加できる楽しい催しがいろいろ!詳細は下記公式サイトにて。

公演日時6月11日14:00-16:00
公演場所金沢市民芸術村ドラマ工房
チケット小学生のみ500円
公式Webサイト



6月11日 【ドリームチョップ】『プロゲキ!第2回公演『曲がり角の向こう側』』

石川県を中心に活動する劇団「ドリームチョップ」の第二回公演。今回は、野々市市をメインに20代のメンバーが活動している「演劇ユニット浪漫好(ろまんす)」も参加する。10分から30分の短編演目を複数上映するオムニバス形式で、初心者も観やすい内容。

公演日時6月11日11:00~/14:00~
公演場所DOUBLE金沢
チケット一般 2,000円/U-23 1,000円/U-19 500円
いずれも当日500円増
公式Facebook



6月11日 【俳優座劇場プロデュース】『罠 』

東京・六本木にある「俳優座劇場」が、推理サスペンスの名作をプロデュース! とあるリゾート地にて、新妻のエリザベートが失踪。警察の捜査でも手がかりは無く、夫のダニエルは憔悴する。数日後、近隣の神父がエリザベートを連れ帰るのだが、それは会ったこともない女だった…。

公演日時(金沢公演)6月11日15:30~(野々市公演)6月12日18:45~
公演場所6月11日 金沢市文化ホール 6月12日 野々市文化会館フォルテ
チケット ※「金沢市民劇場」会員のみ観劇可
一般 2,700円
U-25 1,500円
U-18 1,000円
公式Webサイト


※金沢市民劇場(演劇鑑賞会)とは

「良い演劇をより多くの人たちと」という願いのもと、毎月会費を出し合い、自分たちの手で年6回の観劇会を開催している。

会員は、各観劇会に参加でき、また出演者を囲んでの交流会にも参加可能。 京都などへの観劇ツアーも企画されている。随時会員募集中。

入会金600円
月会費一般 2,500円
23歳以下 1,500円
高校生以下 1,000円
問い合わせ先金沢市民劇場 076-263-5057



6月11日 【朗読小屋 浅野川倶楽部】『朗読で綴る文学の世界 』

藩政時代、石川県金沢市を流れる浅野川河原には、多くの芝居小屋が建ち並んでいました。その文化を残すべく活動している「朗読小屋浅野川倶楽部」。今回は、「朗読で綴る文学の世界」と題し、室生犀星や徳田秋聲、泉鏡花といった多彩な文学を朗読します。

公演日時6月17日-7月2日の金土日 ※公演時間と演目は公式サイトにて
公演場所朗読小屋浅野川倶楽部(石川県金沢市大手町4-2)
チケット公式サイトにて前売チケットを販売中 1,000円
公式Webサイト



6月16日-6月18日 【劇団シアタースカイ】『第10回本公演「黎明に嗤ふモノ」』

石川県小松市を拠点に活動している「劇団シアタースカイ」待望の再演!
娼婦上がりの女が乱心した男を生み出し、乱心した男が父親殺しの女を生み出した。
そこへ現れた嘘から生まれた男ー。 次第に混乱していく国、最後の夜が終わる。
黎明の時に、笑うのは誰かー。

公演日時6月16日19:30-
6月17日13:00-/17:00-
6月18日11:00-/15:00-
公演場所金沢21世紀美術館シアター21
チケット前売り 2,500円(当日3,000円)
学生  1,500円(当日2,000円)
公式Webサイト