どうも。
好きな工場はスーパードンキーコングのステージ5、「週末、金沢。」編集Nです。
本日はとある工場にお邪魔しております!!
そう!!!!!
チャンピオンカレー 白山工場です!!!!!
工場の外もめっちゃカレーのいい匂いします。興味のある方は白ごはん片手にぜひ
金沢市民が愛してやまない「金沢カレー」、そしてそれを大量に生み出す「工場」…やばくない?
幸せの名産地じゃん…
行きたい行きたい!!とゴネたら快く見学させてくれました。
さすがはチャンピオン、懐の深さも王者級です。
というわけで、今回はチャンピオンカレー 白山工場におじゃましてきました〜!
鍋がめっちゃある
でっかい鍋がめっちゃあるんです、チャンピオンカレーの工場。
スパイスのいい香りが漂っていて、一歩足を踏み入れただけでお腹がめちゃくちゃすきます。
ちゃんと朝ごはん食べてくればよかった…
この工場だけで、一日におよそ2.6トンのカレーを生産しているそうです。
チャンピオンカレーが販売している一人前のチルドカレーが180gなので、え〜〜〜〜〜〜
2.6トンが2600キロなので、え〜〜〜〜〜〜
およそ14444食分のカレーが毎日生産されていることになりますね!すげ〜
だいたい日本武道館の収容人数と同じくらい(14,471人)なので、理論上は工場を一日稼働させればほぼ満席の日本武道館のお客さんにチャンカレを配ることができます。
僕も将来武道館でライブするときはチャンカレに相談しようかな
おっ、ルーを練る機械だ ちょうど欲しかったんだよな〜
まずはチャンカレの心臓、「ルー」を練る工程を見学。
いろんな種類のスパイスにラードなどを混ぜ合わせて作られているそう。
この機械を稼働させるため、最初に出勤する人は朝5時半に出勤してるんですって。マジで頭が下がるな…
みんなもちゃんと工場の人たちに感謝を込めて「いただきます」を言ったほうがいいですよ
そして、この工程を数時間続けると…
ウオオオオオオオオ
めっちゃトロトロになってる!!!!!!!!!!
継続の力すごすぎとしか言いようがない…
いや〜やっぱり継続は最高。僕ももうちょっと頑張って働き続けます
温度を過度に上げずにじっくりかき混ぜることで、スパイシーで深みのある味わいになるそう。
逆に強火にして仕上げると、カレーの口当たりに香ばしさが増すのだとか。
そんな話を聞いてると、他のお店とチャンカレのカレーを食べ比べたくなりますね。
でっかい鍋での調理風景に興奮
そのあとはこれまた別のでっかい鍋で玉ねぎとひき肉が炒められているのを見学。
さっきのルーの香りがまだ鼻に残っていて、なんだかカレーの中にいるような気分に。
工場長の岡田さんに「めっちゃいい匂いしますね!」と言ったら、「よく言われるんですけど、僕らは毎日嗅ぐ匂いなのでわからないんですよね」とおっしゃっていました。
そりゃそうだ。ほんと毎日ありがとうございます…
みんなも岡田さんのことを思い浮かべて「いただきます」を言った方がいいですよ
完全に少年の心を取り戻したミドル層のみなさん
取材メンバーも鍋の中で踊るひき肉に大興奮。
結構な規模感で料理作ってるのを見るの、こんなに楽しいのか…
1.3トンのカレーを煮込む巨大鍋が登場!
おとぎ話みたいなでかさの鍋
これまでの具材やルーをすべて放り込む鍋がこちら。
言うまでもなく、この工場で一番でかいサイズです。
大の大人がすっぽり入れるサイズの鍋、地獄以外にもあるんですね
この鍋で一回に作るカレーの量、なんと1.3トン。
午前と午後の2回、このお鍋でカレーを作るそうです。
カレーの大瀑布だ
ヘラでルーをめちゃくちゃきれいに流し込んでました。職人芸!
こんな感じでルーと具材を混ぜ合わせ、じっくり煮込むことしばし。
ついにカレーが完成しました!やったー!
でも、これで終わりではありません。
できあがったカレーは、隣の部屋に移動し…
このなんだかすごそうな機械に送られ…
ウオオオオオオオオ
めちゃくちゃ注入されてる!!!!
この機械制御ならではの均質な動き…ずっと見ていられます…
隣の機械では、フランチャイズ店などの業務用に使われる2.5kgのカレーが袋詰めされていました。
お〜出てきた出てきた
シュンッ…
ベルトコンベアで運ばれたカレーたちは
海へ…
およげ!チャンカレくん
あたりまえですが、できたてのカレーは熱々!
手作業でカレーを触れるよう、プールで粗熱をとっているんですって。
ご家庭にあるチルドカレーは、みな海の心地よさを知っている者たちです
そして、ほどよく冷めたカレーが水揚げされます。
絵面が漁なんだよな
漢(おとこ)の背中だ
均一に並べられたカレーたちはX線検査にかけられて、配送まで冷蔵庫に保管されます。
そうして一定の温度で冷蔵保存されたカレーが、近所のスーパーに並ぶんですね。
当たり前のように食べている商品も、製造過程を知ると見え方が変わるなあと実感!
貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました〜!
南社長と岡田工場長にもお話聞いてきました!
南社長(写真右)と岡田工場長(写真左)。
工場の中では、株式会社チャンピオンカレー 代表取締役社長の南さんと、白山工場の工場長である岡田さんにご案内いただきました。
チャンピオンカレーの商品や工場についても、いろいろ教えていただくことができましたよ〜!
この工場で作られているチャンピオンカレーの特徴は、「レトルト処理されていないチルド食品」だということ。
強い加熱による殺菌を行うレトルトと違い、スパイスの飛びを抑えてお店そのままの風味をキープ!
僕たちが普段お店で食べているカレーをそのまま冷蔵しているので、温めればお店と変わらない味を楽しめるんですって!
カレーチェーンの中でもレトルト処理していないカレーを小売店などで大規模に販売しているお店は、恐らくチャンカレだけなのだとか。
普段目にする商品ですが、そう聞くと改めてありがたみを感じます。
チャンカレへの愛が伝わる、アツい案内でした
さらにこちらの工場は、SGS-HACCP(ハサップ)認証という高度な認証規格を取得している工場。
原材料の受け入れから最終的な商品の完成まで、国際的にも通用するレベルで食品の安全管理を行う、衛生面も優れた工場なんですよ!
製造から90日間安心して食べられるチルドカレーは、高度な衛生管理で実現していたんですね。
味も安全面も最高じゃん。めっちゃ買って実家にクール便で送っちゃお
おわりに
金沢を代表するグルメ、「金沢カレー」を代表するカレー店「チャンピオンカレー」。
その生産の裏側を知れる、すてきな工場見学になりました!
みなさんもお店やおうちで、ぜひチャンカレを食べてくださ〜い!!
株式会社チャンピオンカレー
住所 | 石川県野々市市高橋町20-17 |
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お問い合わせ | 076-248-9558 |