【2018年開催直前特集!】はじめてでも楽しめる『金沢百万石まつり』のススメ【見どころ紹介や交通規制情報も!】

金沢の初夏のイベントといったら、6月1日から3日まで行われる「金沢百万石まつり」!
今年で67回目を数える、石川県を代表するお祭りのひとつです。

「週末、金沢。」では、2018年の金沢百万石まつりの開催に備えて、押さえておきたいポイントを紹介!
これまで参加したことのなかった人も、お祭りをもっと楽しみたい!という人も、この記事を読めば準備OK!
特に今週末の「金沢百万石まつり」に参加する人は必見ですよ!

百万石まつりは、金沢の街をあげて行われる一大イベントです!

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百万石まつりは、金沢で毎年6月に行われているイベント。
加賀藩祖の前田利家公が金沢城に入城し、加賀藩の繁栄を築いた偉業をしのぶお祭りです。

今年の開催は6月1日(金)〜3日(日)の3日間!
初日には「加賀友禅灯ろう流し」が。
2日目にはメインイベント「百万石行列」が盛大に行われます。

他にも「百万石踊り流し」や、金沢城公園での「加賀百万石『盆正月』」など、素敵な催しが盛りだくさん!
どれも金沢らしさを存分に楽しめるイベントばかりで、どこから見ようか迷ってしまいますね。

2018年の「百万石まつり」タイムスケジュールはこちら!

6月1日(金)

時間 催し物 場所
9:00-10:00 お水とりの儀式・茶筅供養 金澤神社・成巽閣
10:00-10:40 祈願祭 尾山神社
13:00-14:00 献茶式 尾山神社
18:40-21:00 子ども提灯太鼓行列 しいのき迎賓館出発
19:00-21:00 加賀友禅燈ろう流し 浅野川

6月2日(土)

時間 催し物 場所
8:30-16:00 百万石茶会 兼六園及びその周辺
10:00-18:00 加賀百万石「盆正月」 金沢城公園
14:00-18:00 百万石行列 金沢駅東広場前出発
18:00-20:00 百万石踊り流し 国道157号線 南町~片町
広坂通り 香林坊~広坂交差点手前
19:00-21:00 百万石薪能 金沢城公園

6月3日(日)

時間 催し物 場所
8:30-16:00 百万石茶会 兼六園及びその周辺
10:00-16:00 加賀百万石「盆正月」 金沢城公園
10:30-16:00 民謡華絵巻 金沢歌劇座

百万石まつりの見どころを紹介!

2018年の百万石まつりは6月1日から3日まで行われます。
「どのイベントも気になるけど、どれを見ればいいの?」
そんな人のために、これだけは外せない!というイベントや見どころをまとめました。

初日(6月1日)川を流れる無数の灯りが幻想的な「加賀友禅燈ろう流し」

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百万石まつり前夜祭(6月1日)に浅野川で行われる加賀友禅燈ろう流し
灯ろうは、友禅職人が和紙に様々な模様や絵を書いたもの。
「水の芸術」ともいわれる加賀友禅と川とのつながりに感謝を示すとともに、加賀友禅にたずさわった先人たちの霊をなぐさめます。
やわらかな約1200個の灯ろうが、初夏の浅野川をゆったりと流れる光景はまさに幻想的。
フォトジェニックな光景に思わずうっとりしてしまいます。

2日目(6月2日)メインイベントはもちろん見逃せない!「百万石行列」

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「百万石まつり」一番の目玉は、なんといっても「百万石行列」
行列の見どころは、金沢城に入城する「前田利家」「お松の方」
この二つのお役目には毎年有名な俳優と女優がキャスティングされ、話題となっています。
今年の前田利家を演じるのは高橋克典さんお松の方羽田美智子さん
お二人と約2,500名もの参加者がずらりと並ぶ行列が街を練り歩く光景は、まさに圧巻です!

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迫力ある太鼓とともに行列がスタートする出発式金沢駅
前田利家の勇ましい掛け声とともに行列が入城していく入城祝祭金沢城で行われます。

当日は交通規制がかかっているので、どちらも見ようにも当日は徒歩で移動することになる可能性も。
さらに大通りはお祭りの見物客でいっぱいで、後ろを通るのは大変かも…。
駅から橋場の方へ向かい、大手門に向かってぐるりと向かうなど、交通規制マップなどで列が通らないルートを調べて行くのがいいかもしれませんね。
出発式14:00〜14:20入城祝祭16:00〜18:00
どちらも見応え抜群なので、気力と体力に自信のある人はチャレンジしてみる価値はあると思います!


行列の並び順をチェック!前田利家とお松の方はもちろん、他にも見どころ満載です!

行列は先導隊から順に並び、最後尾である赤母衣衆(あかほろしゅう)へと続きます。
この順番をチェックしていれば、前田利家とお松の方を見逃さずに行列をチェックできますよ!

行列の並び順はこちら。
先導隊→音楽パレード→ミス百万石→獅子舞行列→加賀鳶行列→尾山神社御鳳輦(ごほうれん)→子供奴行列→珠姫御輿(おこし)入れ行列→大人奴行列→お松の方行列→四代、五代藩主行列→加賀八家老行列→前田利家入城行列→赤母衣衆(あかほろしゅう)

行列で一番注目が集まるところといえば、やっぱり「前田利家」と「お松の方」。
そこももちろん見逃せませんが、獅子舞行列の次に現れる「加賀鳶行列」にも注目!

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「加賀鳶」とは加賀藩お抱えの消防組織のこと。
その火消しの手腕や粋な服装、彼らの威勢のいい振る舞いに、江戸時代は多くの人気を博していたそうです。

そんな加賀鳶行列の見どころは、なんと言っても「はしご登り」
華麗な演技を行うのは地元の消防団員。高いはしごの上で行う身軽な動きと巧みな技は、まさに必見です!
今年は加賀鳶発祥300年の年ということで、出演者も例年以上に張り切っているそうですよ!

また、行列のどこかに「おもてなし隊」 が登場!
素敵なパフォーマンスで観客を盛り上げる彼らも要チェックですよ!
こちらもぜひ探してみてください!

2日目(6月2日)百万石踊り流し

百万石まつり2日めの夕方から開催される、百万石踊り流し。
事前に登録した企業・団体・グループによる12,500人が、息のあった踊りを見せてくれます。
「ふれあい音頭 いいね金沢」「金沢ホーヤネ」「百万石音頭」の3曲を12,500人が踊り続けます!
当日は飛び入り参加。一生の思い出に、思い切って参加してみるのもいいかも!

行列をゆったり見られる有料観覧席に座りたい!席の魅力や購入方法について

例年3月頃から売り出しが始まる、百万石まつりの有料観覧席。(2500円)
金沢門の横、金沢城公園から兼六園と向かい合う形で用意されています。
観覧席の前では、行列に並ぶ各団体がそのパフォーマンスを披露してくれます!
人気のお祭りなのでいいスポットは場所取りも大変なのですが、ここなら大丈夫ですね!

有料観覧席のチケットは事前に市のサイトから購入するか、e+(イープラス)から購入することができます。
ただ、チケットは毎年人気で、5月頭には観覧席は埋まってしまいます。

でも諦めるのはまだ早い!
キャンセルなどで少しだけ席が空くことがあるので、「買い忘れた!」と思った方は、こまめにサイトをチェックしてみることをオススメします。

金沢百万石まつりで気になる、当日の交通規制。臨時バスを使おう!

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「いざ百万石まつりへ!」と思ったときに気になるのが、当日の交通状況。
金沢市民にとっては、百万石まつりによる交通規制も初夏の風物詩ですよね。
交通規制のマップはこちら!


金沢百万石まつりでは、パーク&ライドが推奨されています。
臨時駐車場に車を止めて、そこから臨時バスで金沢駅や片町へ。
お祭りをたっぷり楽しんだあとは、また臨時バスで駐車場へ戻ります。
市内中心部で車をなるべく利用しないようにする取り組みですね。

会場付近では車はなるべく使わず、バスや電車などの公共交通機関で百万石まつりを観に行きましょう!
パーク&ライドを実施する臨時駐車場はこちら!

おわりに

2018年の金沢百万石まつりまで、あともう少し!
今年も県内外の人がたくさん集まり、市内中心部が大賑わいする楽しい3日間になるはずです!
行きたいイベントや外せない見どころは、事前にしっかりチェック!
当日は年に一度のこのお祭りを、思いっきり楽しんじゃいましょう!

金沢百万石まつり公式サイトはこちら!


公式サイトを見る